2013.09 二回目の三連休は上天気!

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今月は贅沢にも二回の三連休。しかも珍しく好天に恵まれたので保田に行って来た。
メンバーは、“BBQ同志会会長”T田船長、“いなばタイカレー&ナン愛好会会長”S飼船長に船頭の私だ。マリーナに着くとW井船長がいた。久しぶりだし一緒にどう?と誘うが、愛艇ルボンの窓の張替だと言う。手伝いたいのもやまやまだが保田があるので失礼することにした。今年も海水温度の上昇と共に船底への海洋生物の猛攻が続き少々重たい感じだが、保田辺りまでなら問題ないだろう。ポンツーンに着くとS飼船長が船周りを掃除していた。10時頃に到着予定のT田船長を待つ間に出港準備を整えた。今回はT田船長が同乗してくれると言うので楽しみだ。e0183673_21552765.pngというのも、長い時間一人で乗っているのは退屈で苦手なのだ。とにかくヨットは遅い。陸路自動車で行けばあっという間に着けるところを風任せ、潮任せで行くのだ。干潮の払い出しに乗って東か西の風でも吹いていればまだしも、少ない経験からしても逆潮、或いは、無風、時には逆潮・逆風なんていう場合の方が断然多いのだ。だから時速4ノットでも保てればすっかり嬉しくなって、「おー、4ノットだぜぇ。」などと口にしてしまうのだが、1ノット1852mってことは、たかだか時速約7.4km!決して速くなどないのだ。そして、いわば揺れのひどいノロノロ運転に身を任せ、長時間身体は横向、首は前向き状態でいることは、腰痛持ちとしては時に耐えがたく、何よりも苦痛なのだ。そういう意味でもT田船長に同乗してもらえることは有り難いし、ベテランだけに心強い。それにもう一つ今日は楽しみがある。それはOut Door用の座イス。なるべくコックピットのベンチ幅に合わせて座幅の狭いものを探し、まぁまぁこれならというものが見つかったのだ。e0183673_21573861.jpgこれでクルージングの大敵、退屈さと腰痛に打ち勝って楽しい一日を過ごせるに違いない。海況はいたって穏やかで天候も良好。まさに絶好の海日和なのだが、唯一つ、観音崎手前あたりまで風が弱かった。それ以降はやっと吹きだし、いつもの通り久里浜のフェリーを過ぎたあたりで保田へ渡ろうと思うのだが、本船の出船入船が列をなして航行していてなかなかタイミングを計るのに時間を食う。巨大な自動車運搬船などを目の当たりにしながらなんとか千葉側に渡ると真正面に鋸山がそびえ立っている。沿岸を漁具に気をつけながらさらに進むと保田漁港のクレーンが近付いてきた。漁港正面には言わずと知れた定置網がある・・・・はずなのだが今日は見当たらない?どうも私は漁網というやつには臆病で慎重に過ぎるのだろうけれども、今日はT田船長がバウに立って指示してくれるので安心だ。どうやら東京方面から来て手前に常設している定置網が今日はないようだ。
漁港はのんびりしていてポンツーンに仰向けに寝ると青い空にトンビがくるりと輪を書いている。あ~気持ちいい。夕暮れを待って3人でイッパイ始める。つい先日が満月だったので、今夜も良い月気が上がった。先日の満月は何年かぶりの上物で、次回は6年だか先になると言われて改めて見上げると、つい今しがた山の合間に顔を出したと思ったお月さまはもうぽっかりと中空高くに浮かんでいた。虫の音、月の光、程よく船べりをたたく波の音。保田に来て秋の夜長を楽しんだ。
e0183673_21592043.jpg翌朝の快晴。昨日同様海況も穏やかで風は弱い向かい風だ。6時半頃保田に別れを告げて出る。潮が悪く、大潮の下げである。神奈川側に渡り久里浜を横目に北上するが観音崎に近づくほどに逆潮がきつくなる。潮目もくっきりと川のような流れだ。相変わらず風は期待できないので機走で乗り切る。赤潮やら浮遊物が押し寄せてくる。こうして潮が入れ替わるから、なんとか東京湾もきれいでいられるのだろう。11時過ぎに無事帰港。降り立つとW井船長が窓枠交換の大詰めを迎えていた。ほんの少しだが手伝いもできて良かった。それにしてもW井船長、やっぱり器用だ。両舷の窓とバウハッチがきれいになっている。
彼曰く「新艇みたいでしょ!」。う~ん、そう見えなくもないかな?素晴らしい。
S飼船長に、買い出ししてきますので今夜も一緒にやりましょうというと、「いなばのタイカレーとナンはあるよ」とのこと。T田船長が横で何か言ったが聞きとれずにもう一度聞き返すと、「カレーとナンがあるっていうことは、BBQ用の買い出しだな」・・・。なるほどそーいうことかと可笑しくなった。後でS飼船長にそのことを言うと、「俺もまずいこと言ったかなと思ったよ」である。(笑) 炭も起き煙を上げようかというところに、3週間ぶりでM口船長がやってきた。やーやーしばらくと荷物も置かせず呼び込んでBBQの始まりである。宴も済んでM口船長艇でコーヒーをご馳走になった。e0183673_2212626.jpgうん?うまい珈琲だと言うと、ご子息が保土ヶ谷で「帷子珈琲」という美味しい珈琲も飲める焙煎専門店を開いたとおっしゃる!? その一杯は香りの抜けもロースト具合もちょうど良く、後味にほんのりと酸味があってすっきりとしたものだった。ご馳走様でした!息子の店のものだけどと帰りにお土産の珈琲までいただいてキャビンに戻った。
数年前に、やはり秋の保田に出かけたが、その時も素晴らしかったし、今回もまた良かった。夏の喧騒が過ぎ、しみじみとしたクルージングの残照と、ご子息の焙煎した珈琲を丁寧に入れておられたM口船長の印象が蘇り、なんとなく温かく満ち足りた気分にさせられた。

*S飼、T田両船長から写真の提供をいただきました。ありがとうございます。
 また、海図、航空写真はクリックすると拡大されます。
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by 50SanKai-club | 2013-10-01 22:12 | 海遊び  

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