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09.11.08-09 憑かれたように

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日が暮れようとしている。このところ毎週、多少の違いはあっても週末は魚を求めて漁具を曳いている。Fishing Boatに乗っていた頃はあまりやったことのなかった曳き釣りにハマッったのだ。今年はつい目と鼻の先までサバやワカシが回ってきている。今年はなのか例年なのかも知らないが時々釣れて楽しませてくれる。何年か前、以前隣だった舟が立派なカンパチを中の瀬で掛けたと誇らしげに見せてくれたことを思い出す。実際先週はワカシを掛けた。もう少しでイナダサイズのきれいな魚体だった。写真を撮る前に刺身になってしまったが、こうして時々釣れるものだから止められない。夜が明けぬ暗いうちに朝マズメを狙って出て、日中穏やかであればデッキで仕掛けを工夫したり作ったり。日が傾き始めると今度は夕マズメを狙って出る。ヨットマンたちがロングの途中で曳くのと違い、近場の根を回っての釣になるので帆走より機走のほうが都合がいい。ヨットでこんなに曳き釣りしているのは我々だけだろうと思っていたら、35fクラスのヨットが、なんとアウトリガーをスタンから張り出して勢い良くティーサーを曳きながら通り過ぎていった。上には上がいるものだ。さて、釣果はというとあまり芳しくない。相模湾ではカツヲが豊漁で、イナダ、ワラサ交じりだというがさすがに横浜辺りまで入り込んでくる群れはないのだろう。だが、本当のところはわからない。回遊魚ではないが、私自身小柴沖でヒラメを釣ったこともある。近海の魚種の多くが東京湾で育つというし、大概の魚は東京湾に生息していると思ったほうが正しいのかもしれない。それにそう思ったほうが楽しい。
釣の楽しみとは何だろうと思うことがある。まず釣ることだ。そして食べる。釣ったら食べる。catch & releaseなどはシャラクサイ。もう一つの楽しみは仕掛けを作ったり工夫してみることだ。以前岩魚を追いかけていた頃は随分毛鉤を巻いたものだ。魚にも逃げるチャンスを残すつついろいろ工夫して試してみる。
「絶対に獲る」ための工夫と努力は漁師さんたちにお任せでいい。コレが第二の楽しみ。第三はみんなでわいわい釣った魚の自慢話だろう。(笑)
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土曜日の朝、8号のハリスを切られた。本命大物だったのか!? あるいはサメか何か外道のデカブツだったのか?これも分からない。しかしそれが何だったのか知りたくてまた工夫をする。これもまた楽しからずやなのである。
朝に夕べにの釣り三昧は本当に寒くなる前まで続くだろうと思う。この病気、同じ並びの桟橋に静かに蔓延し始めている。
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by 50SanKai-club | 2009-11-08 16:46 | 海遊び  

09.10.24 恒例!大日本中高年キノコ愛好会 in 奥利根 

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今年も奥利根に来られた。ずーっと昔、nao隊長、A川さんらと釣りに何度か来て以来奥利根はなじみのフィールドだ。その後何年か空いたが、再びキノコで訪れるようになってもう5,6年か。年々この時期人が増え、規制も厳しくなって来た。ゲートが設けられ、湖面の降り口に管理人の小屋ができ、監視ボートが頻繁にバックウォーターを巡回するようになっている。少々息苦しなって今年の奥利根は中止かと思っていたが富士山の後、急遽復活したのだった。今回のメンバーは7人。nao隊長、S根シェフ、S澤キノコ博士夫妻と去年から参加のI井さん、T岡さん、それに私だ。いつものようにゲートが開くまで長い車列ができ、身支度しながら収穫への期待が高まる。やがて車列が動き出し順番に湖面に舟を出す。すぐ前の車にヤマメのパーマーク風のペイントをしていたカヌーがあったが、持ち主はX-Teleだったよと後でnao隊長が教えてくれた。道理でどこかで見たような顔。慌しく車からインフレータブル・船外機、荷物を降ろし、手分けして準備する。顔を上げるとS澤車の止め方が悪いと先着車のジジイが喚いている。自分の止め方はどーなんだ?十分に出られるのにくだくだ文句を言い募る。地元の常連らしいが大人気ない。気分を取り直して紅葉で縁取られた湖にいざ出発だ!
e0183673_43563.jpgS澤艇にはご夫妻、S根さん、I井さんの4人。5馬力でいい笑顔を乗せて先に進む。私の2馬力はだいぶセコで今回来るに当たって素人メンテはしてきたが、止まらないでくれれば恩の字という代物。始動の時からドキドキしてしまったがなんとか回り始めてくれた。殆ど風もなく快調に湖の奥へと向う。e0183673_43364.jpg
目指す沢のBack Waterに近づくと水位の減少で黄色く露出した土手と紅葉の樹木の境目をサルの群れが移動している。割とデカイのと数が多いのに驚く。残していくボートに悪さされなければいいがと少し心配だ。先に到着したS澤艇から去年より100m以上手前に上陸と連絡が入る。水量が相当少ないのだろう。実際、去年のテン場から200m以上手前で上陸する。生乾きのひび割れた沢床はふかし芋を踏んでいるような変な感触だ。サルたちを横目に暫く歩く。e0183673_4341231.jpgサルの群れはちょうど我々の行く手を横切って森の中へ移動していく。近くで見ると小猿はかわいいが親たちはちょっとした犬ほども大きく、何かの拍子で向ってこられたらと緊張した。無事サルたちとの接近遭遇もやり過ごし、いつもの陸地まで来ると早速nao隊長がナラタケを発見。川砂の草地で?と思うが多分下に倒木が埋まっているのだろうとのこと。そういえば去年だったかやはりこの辺でヌメリスギタケか何かが採れたっけと思い出したが、誰かが「ここで最初に採れた時は奥で採れなかった・・・」とつぶやく。e0183673_5553100.jpgなるほどそんなことも確かにあった・・・。さぁ、いよいよ山の宝物探しだ!できるだけ広範囲を求めて私とT岡さんは真ん中、nao隊長以外は左岸(上流から見て左)に散って奥に進む。相変わらずキノコ博士のS澤夫妻の無線からは割りと頻繁に収穫の報告が入ってくる。我々真ん中組みはジグザグに倒木を見ながら進むが収穫はなく無線も湿りがちだ。e0183673_5255080.jpgS根さんは左岸に見切りをつけてnao隊長方面に移動した頃からポツポツと見つけ始め、とうとうヒラキナメコに行き当たったようだ。隊長も諦めずに詰めて行った沢でナメコを収穫できたらしい。こうして無線のやり取りを聞いていると、シーズンを待ちわびて毎週欠かさずキノコ採りに出かけている大ベテラン達でも見つけるたびにうれしいものなのだなぁと思う。
e0183673_543123.jpgまして年に一、二度混ぜてもらって参加する私などはそれがマツタケであれありふれたものであれ、大きくても小さくても、多くても少なくても見つけただけでうれしくなってしまうのは当然だと思う。
e0183673_5442678.jpgそれに第一無心にキノコを求めて森の中を歩き回ること自体が楽しい。何とかというボケを引き起こすたんぱく質の脳内蓄積を防止するには適度な有酸素運動が良いらしいが、キノコ採りなどはきっとそいつにもいいはずだ。日ごろの運動不足から急に徘徊に転じたせいか、いろんなことが頭をめぐる。う~ん、もう効いて来たのかもない。
そのうち真ん中組みにも運が向いてきたらしく左岸に向いた辺りから獲物にめぐり合う。単発だがブナシメジ、チャナメにキナメツムタケ、ヌメってないヌメリスギタケ(スギタケか?)、ナラタケなどなど。そして左岸の斜面に横たわる倒木においしそうなナメコ発見か!?e0183673_5465973.jpg素人の乏しい経験則ではおいしい話とおいしそうなキノコは食えないとなっているので、最初なんだか判らなかったが、開いた傘の列に連なって木の皮を割るように見覚えのある豆ナメコが並んでいる。多分ナメコだ!きっとナメコだ!と早速近くに気配を感じたS澤博士たちを一緒に昼食にしませんかなどとおびき出して恐る恐るビニール袋に収穫したモノを判じてもらった。やっぱりナメコだ!嗚呼よかった!!(笑)
I井さん、T岡さんも博士達に分類してもらって昼食のひと時。腹ごしらえも済んで時計を見る。ボートまで戻る時間を考えると残り小一時間くらい。これ以上奥へは進まず、近場の倒木などを見ながら舟に引き返すことにした。そう、今回は日帰りなのだ。それで忙しい。やはり奥利根は泊りがいいなと思う。キノコ素人の私には収穫そのものより焚き火を囲んだここでのキャンプのほうが楽しい。以前naoさんが釣りに行く度に釣そのものより焚き火を囲んでの沢の宴会が楽しいんだと言っていたが、正にそれなのだ!年々入山者も増え、規制もきつくなって息苦しくなってはきたけれどなんとか密かにあの楽しみが復活できないものかと願うばかりだ。

             S根さんに一部写真のご提供を頂きました。ありがとうございました。
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by 50SanKai-club | 2009-11-03 06:50 | 山遊び