<   2011年 09月 ( 2 )   > この月の画像一覧

 

2011.09.23-25 フタハクミッカ

e0183673_2385264.jpg

今年の9月の連休は誰しも期待したに違いない。20日~21日に休めれば17日から25日までイッキツーカンになるからだ。しかし、不幸な男はどこにでもいるもので、仕事は伸びるわ台風は向かってくるわ孫は押しかけるわで、連休前に夢見た「秋の温泉」などという計画は吹き飛んでしまった。e0183673_2423444.jpgそれでも最後の三連休、関東を直撃した台風の後でもあり、船のことも気になるのでマリーナに行ってみることにした。遅い出発でもあったのだが、予想外の渋滞にまで捕まり、船にたどり着いたのは昼少し前になってしまった。途中、宮川のOT田船長から、T田船長を乗せてトローリングしながらこちらに向かっているとの連絡が入った。予定通り着いていればこちらも船を出して迎えがてらにひと流しできるかと思ったのだが、渋滞のおかげで微妙なタイミングである。e0183673_2434034.jpg入れ違いでも面白くないので彼らの到着を待つことにして台風の爪痕が船にないか点検する。特別な船固めをしたわけではないが、お陰様であちこちのネジが多少緩んだ程度で済んだようだ。後からきたM口船長も早速船の点検をしている様子。声をかけると今日は泊まりというので夜が楽しみだ。一通り点検らしきものが済みかけたところでOT田艇が入港してきた。刺身が食えるかと期待したのだが、釣果はなかったようだ。舫いを取りながらデッキを見ると自作のデカいタコベイトが転がっていた。このサイズになると殆ど“オトナのおもちゃ”の類と見紛うほどで面白い。e0183673_247446.jpg聞くと外に巻いたラメピンクのスカートは子供用のボールを使って作ったという。大の大人がピンクの子供用ビニールボールをわざわざ買い込んで、夜な夜なそれを切り裂いている図を想像すると可笑しくなる。いや、並々ならぬ工夫と努力に敬意を払いたくなるという意味だ。全く別の用途の日用品をアレコレ手を変え品を変えて疑似餌を作る。これがまた楽しいのだ。自分も台所などを物色しては変なものを針に巻いたり飾ったりしてひとり悦に入ったことがあるのでよくわかる。しかも、それに魚がヒットした時などは嬉しさも格別のものがあるのだ。そんな話をしていると居合わせたY口さんが冷えたビールを差し入れてくれた。Y口さんの相方が腰痛で困っているというのでOT田船長から常備薬を分けてもらっていた。そこへマリーナのスタッフが通りかかったので、先週の台風のことを尋ねてみると、ここでもジブの破損をはじめいろいろ被害が出たらしい。何しろこの船溜で1mの波が立ったというのだから凄まじさが窺えようというものだ。風速は一時34mにも達したとのことだった。いろいろ聞くうちに、私の古い船がネジの緩み程度で済んでよかった。よく頑張ってくれたと褒めてやりたい気になる。一区切り付いたところでOT田艇のライフライン交換作業に参加した。親方はもちろんT田船長だ。このライフライン交換だけは私も5艇こなしていて手馴れたものである。6艇目のOT田艇はコーティングラインの上下二本張りだが、1時間ほどで眩しい程に綺麗なラインに交換された。
よかったね、OT田船長。

昼も食べずにワイワイガヤガヤやっていたせいか、本日は早めの買出しとなった。朝から船に揺られてきたOT田、T田両船長は作らないでいいものがいい!というので所謂お惣菜メニューで揃える。レジまで来ると今日はOT田船長のおごりだという。みんな「ご馳走様!」と合唱してマリーナに戻り早速はじまりはじまり。OT田船長は宮川に移ってからも時々こうして遊びに来てくれる。御陰で楽しい時を過ごすことができる。よそへ移ったり船を降りた旧友もこうして時々遊びにきてくれたら楽しいだろうと思う。急に行っても誰もいないのでは?などと心配することはない。T田船長曰く、「魚がいない日があってもS飼船長かgkはいつもいる。」なのだから。少し冷えてきたデッキからキャビンに河岸を変えてしばらくすると、OT田船長が船を漕ぎだしていた。船長、お疲れ様でした。おやすみなさい。
e0183673_255182.jpg明けて24日、昨日はお彼岸か何かで来られなかったS飼常任理事??が朝早くに来た。昨日そう言ってよこしてはいたが、その時間より1時間も早く来て、人の顔を見るなり船出さないの?である。こっちは今起きたばかりで多少昨夜のマッコリが残っている。このところ出漁するたびに獲物を掛けているだけに気合の入り方が違う。慌てて出港準備をしながら隣のT田船長を強引に誘う。S飼艇にはOT田船長も乗っているようだ。遅れること30分ほどで我々も後を追った。e0183673_256721.jpg東北東2~3mの風。機走のまま仕掛けを順に流してゆく。今シーズン二回目の出漁、今日は釣れるのだろうか・・・・?やがて仕掛けに払っていた注意も散漫になり、ため息が漏れる。ここかあそこかと走り回ったが、八景から遊漁船が一斉に飛び出して来る頃、風もだいぶ強くなって寒いので舳先を回して帰ることにした。S飼艇からも連絡が入り港に向かうという。だが、向こうはワカシを一本あげたらしい!上げたから帰るのと上がらないから帰るのとでは当然天地の開きだ。(汗)まぁ、腕と運がなかったと諦めるしかない。e0183673_256536.jpgそうしてS飼船長の釣りたて朝取れイナダは誇らしげに食卓に供され、みんなで朝飯となった。昨日のメンバーにS飼船長が加わって賑やかな朝だ。後片付けも済んでしばらくするとOT田船長は三浦半島の先まで帰っていった。そしてT田船長は昼食後、M口船長は午後には家路に。私はゆっくり昼寝を決め込む。ずいぶんよく眠ったようだった。暗くなる前に起き出して買出しに出かけた。昨日今日で食い尽くしてしまったのだ。いつもS飼船長にご馳走になっているので近くのコンビニまで散歩がてらに出てきたのだ。e0183673_2582019.jpg工場の多い通り沿いにポツンとあるコンビニでも、流石に夕方ともなると棚のおにぎり・弁当類は殆どなくなっていたが、幸いなことにちょっとした惣菜は残っている。ここの餃子はちょっと旨い。それを二人前とソーセージの盛り合わせを買って秋風に吹かれながら船に戻る。今夜はS飼船長と二人、持ち寄りの夕餉だ。相変わらず船長の船は居心地がいい。船長がYOUTUBEから拾ったという懐かしい曲を聴きながら、週末恒例の八景島花火をみてのんびりとやる。e0183673_2592538.jpgBEGINの涙そうそうが沁みてくる。ふと明日も出ますか?と聞くと出ないという。私も少し早く引き上げようと思いながら冷たくなり始めた風に酔いを冷ました。 

*T田船長、写真ありがとうございました。       
[PR]

by 50SanKai-club | 2011-09-28 03:02 | 海遊び  

夏雲いっぱいの秋

11.09.10-11 夏雲いっぱいの秋

e0183673_6141449.jpg

2週間空いてのマリーナ。先週は台風12号の影響でずうっと変な天気だった。あんなに遅い台風があるのだろうか。それに「上陸したら速い」というワタクシの経験則を覆し、いつまでも大雨を降らせて甚大な被害を生んだ。やっとその12号も日本から出て行き、少しは秋らしくなるかと思いきやまたまたひどい残暑である。例によってマリーナに行ったら新しい船外カバーにハトメを打ってとか、バウの船倉を片付けてとか意気込んでゆくのだが、暑さにめげてダラ~っとしてしまう。船を出そうかどうしようかと迷ったが、もう昼近いし、すぐ西が噴き出しそうなので天幕を張ることにした。S飼船長が見えていたのでお邪魔すると昼飯にしようとそうめんをご馳走になる。夕方にハトメの作業のお手伝いを頼んで船に戻ったが、暑くて何もする気がしない。まぁ、いいかぁ~とごろり横になって寝てしまった。やれやれである。e0183673_693965.jpg呼ぶ声に起こされると、S飼船長がハトメ作業手伝うよとのこと。折角だからと思ってもどうしてもやる気が起こらず「すみません。また今度にします。」宵から綺麗な月が出る。明後日が十五夜なのだ。二日早いが月を愛でながらS飼船長と二人でイッパイ始めた。あいにく適当な望遠の効くカメラを持参しなかったので、名月は撮れなかったが、それはそれは神秘的で素晴らしい月夜であった。こんなに静かで穏やかな宵に包まれていると現実とは思えなくなるのだが、今年は東日本大震災以来、天も地もワタクシ達の生活も少しおかしくなってしまったように思う。気のせいなのかもしれないが。いや、気のせいであってほしいのだが。持ち寄り二人酒も程よく足りて、明日は初出漁?することにしてお開き。e0183673_6101818.jpg
明けて6時過ぎ、いつもよりだいぶゆっくりの起床だが洗面に出るとちょうどS飼船長とバッタリ。おはようございます。出ましょうか。とそそくさ準備して出港する。陽はすっかりあがり、早朝だというのに日差しはキツイ。無線の具合がよろしくないので、何かあったら携帯でと叫びあって港外に出た。遊漁船たちはまだお出ましではないが、すでに早くから底引き船が何艘も出ているようだ。アウトリガーを出して左右にヒコーキ、中央にバクダンを曳くことにした。風はとても疑似餌を魅力的に踊らせるには足りない。今日は機走だ。一旦沖だししてから底引きが曳きにくいようなところを狙う。e0183673_6161629.jpg仕掛けの変化にばかり集中している間にS飼艇を見失ってしまった。ワタクシにはこの辺のタナの取り方がよくわからない。釣れた人の話を聞くと案外単純に流している場合が多いようなのだが、あれだこれだと素人按配したいのが釣り人のスケベ根性。今朝も図りにはかってビショマの長さを加減してみたりツノを選んだりして見るのだった。懲りないワタクシなのだが、結局、それが楽しいのかもしれない。宮川のO田船長によるとあちらにはサワラが回っているとのこと。彼も今頃は出ているのだろう。あわよくばの下ごころに胸躍らせて曳くが、魚だってそう簡単に命を投げ出すはずもなく時間だけが過ぎていく。2時間も曳いただろうか、S飼船長に連絡入れて戻ろうかと思ったら、船長のほうは漁労の最中だったらしい!ワカシとサバが来たという。サバに走られて仕掛けが絡んだので帰港するというのでワタクシも舳先を回し港に向かった。e0183673_6173431.jpgS飼船長の獲物を拝見に行くと丸まると太ったゴマサバとこれも太いワカシ。記念写真をとって今シーズンの初漁は終了。これからしばらくは早朝の曳き釣りが面白くなる。サワラ、大型のスズキ、アジ、サバと魚種も結構豊富なのだ。今回はオデコであったが次回はきっとと思いながら船を後にした。
[PR]

by 50SanKai-club | 2011-09-17 06:18 | 海遊び