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2011.11.12-13 青モノ回る

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先週、「オジーさんは山へ柴刈りに」ならぬ山芋を採りに行っていると、S飼船長から写真付きで、「釣れすぎて困ります」というメールが送られてきました。見ると、もうイナダと言って差し支えなさそうななものを含めゴロゴロと写った写真。更によく見るとカンパチまで混じっているのです。これはもう大変だ!と今週は割と早くからマリーナにやって来たわけです。e0183673_3523671.jpg準備ももどかしく、早速噂のS飼船長と出ようかと思いきや、何やら人待ち顔。伺うと今日はご家族とご一緒とのこと。隣のT田船長もこられたのですが、午後から所用というので取り敢えず一人で船出して、ワクワクドキドキしながら引張ってみました。潜行板に親子サルカンでタナに厚みを出し、漁獲高UPを試みたのですが、なんとかワカシが1本。来たのは潜行板の水牛角だけでした。取り込みで絡んだのか、絡んだまま曳いていたのか、折角のエダスは幹糸に引っ付いてしまってました。改善の余地ありです。昼近くまで頑張ってみたのですが、潮も動かなくなったので沖上がり。e0183673_3533741.jpg戻って後片付けをしているとS飼船長からお昼に呼ばれ、ご家族と一緒に美味しい寄せ鍋をご馳走になりました。やり残したこともあるし、長居してもなんですので、お礼を言って船に戻ると、S飼船長の釣果の写真に魅せられて、匂いを嗅ぎ付けたサメのようにO田船長が三浦の先っちょからこちらに向かっているとの連絡が入りました。サメのようにとは失礼な言い方かもしれませんが、カンパチが回ってるなら釣ってみたいと遠路はるばる漕ぎい出てくる訳で、釣り人誰しもそんなところがあるものです。到着は16時30分頃とのことでした。久しぶりのピーカン、下心みなぎらせて出漁したせいか、すっかり疲れてしばし転寝。そのうち午後のクルージングから戻ったS飼船長が「ちょっと手伝って」と言うので伺うと、みんなで出たらまた釣れっちゃったとのこと。e0183673_3545146.jpgありゃ~、と包丁さげて向かうと今度はイナダゴロゴロ+肘叩きサイズのアジ。まぁ、なんというか、魚のほうがS飼船長のあとを追いかけてるのでは?と思わずにはいられない光景です。今夜の刺身分を除いて、後はご家族のお持ち帰りだというので、取りあえず三枚におろして皮を曳き、「アジは半身を刺身で、残りはタタキかナメローがいいです」などと、自分の食べたいメニューまで押しつけて差し上げちゃいました。なんだかギャラリーが多くて緊張の作業でしたが、包丁の切れ味に助けられ無事終了。そうそう、一度帰られた隣のT田船長も用事がすんだと戻って来て、やがて5時を回る頃、遠路はるばるのO田船長が来航。秋の陽はなんとかと申しますが、すでにマスト灯がともる時刻でした。やーやー、よーよーと時候の挨拶も済ませ、買い出しも面倒なので、S飼船長の刺身をメインに宴会突入。魚の話、船の話といつもながら話は尽きませんが、酒の切れ目が宴の切れ目。それぞれ船に戻ってぐっすりと休みました。e0183673_3554514.jpg
翌朝早く、釣りながら帰るというO田船長をT田船長と見送りました。T田船長はおにぎりを作ってO田船長に。優しいなぁ、T田船長は。自分も帰るというT田船長から私たちもおにぎりを頂いて、いざ出漁。S飼船長と2艇で勇躍港を後にしました。今朝は今季の竿頭、S飼船長下賜のジョーシューヤのピンクヅノを引っ提げての出漁です。何しろこのピンクは驚異的な釣果を実証しているので、これで釣れなきゃ腕の差か!と悲壮な覚悟。師は思ったよりずっと沖目。私は岸ベタ。まだ底引きが入ってない小柴沖までが狙いです。出てすぐ、師の艇速が緩んだように見え、早くも釣果があったかと思われましたが、聞きたい気持ちをぐっと抑えてわが道を。思わず“My Way”を口ずさみそう。両舷からはアウトリガーも勇ましく、水きりヒコーキにピンク系の9cmツノ。スタン中央からは手返しを考えて、単純な潜行板仕掛けにS飼船長下賜のジョーシューヤのピンクヅノ。つまりは上も下もピンク一色。極端なんですね、私。そして単純。海中は桜吹雪の舞う如し!?
e0183673_401846.jpgまぁ、とにかく30分も曳いたかと思われたころ、待望のHit!!。鮮やかに潜行板が海上に浮きあがり、手繰る先には銀鱗の獲物!やった~イナダだぁ。いそいそ取り込んで魚と見つめあってると、また潜行板がす~ぅっと。ひゃ~、ゼッコーチョウ。さっきまでの不安と緊張感はどこへやら。げんきんだなぁと反省しつつなみだ目。ハシタナイことです。しつこーくその辺を狙って行きつ戻りつして、1本をばらしたものの、3本をものにできました。S飼船長、当たりツノありがとうございました。今週は絶好の好天に恵まれ、遠路の友人やS飼Familyにもお会いでき、更に今季の不振を払拭する釣果に喜び、充実した週末でした。

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その日の晩ご飯・・・もちろん刺身とアラ汁。身の詰まったカシラは最高でした!

S飼、T田船長から写真の一部を提供していただきました。ありがとうございます
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by 50SanKai-club | 2011-11-23 04:12 | 海遊び  

2011.11.05-06 掘って、掘って、また掘ってぇ!

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恒例の自然薯の日が来た。今年は参加できなかったが大日本中高年きのこ愛好会 in 奥利根に続く1年の無事と秋の収穫を祝うグランドフィナーレだ。朝5時30分に集合地点のS澤邸に到着。集合時間の5時50分にはS根さん、S子さん、naoさん、S澤さん、K部さんと6名全員集まって、予定通りの出発だ。天気予報はゆっくりと下りとのことだが、東名・富士川SA辺りでは上々の空模様。この分なら大丈夫だろう。何故かって、雨の中のイモ掘りだjけは願い下げだからだ。毎年朝食はこの富士川SAのトン汁定食と決まっている。私が初めて参加させてもらったときにはすでにそうなっていた。
e0183673_4182817.jpgなぜか見落としやすい静岡インターで東名を降り、途中、いつものKマートで昼食などを仕入れ川根に向かう。急斜面のあちこちに奇麗に刈り込まれた茶畑を見ながら、つづら折れに走る細い道を登ってゆく。どんどん高度を上げ稜線に出ると目的地はすぐだ。車窓から外の風景を見ていると、段々目が「山芋目」になっていく。そう、我われは「山菜目」、「きのこ目」、「山芋目」とくるくる変わるにゃんこの目なのだ。「山芋目」フィルターを通して見ると黄色く色づいた山芋の葉が浮き出てくる。e0183673_4204073.jpgそして無秩序に絡み合う無数のツルの中から山芋のツルだけを地表まで素早く追うことができるのだ。なんちゃって。
現場に着いて支度が終わるとそれぞれにコレと思うツルの下を掘る。今年はまだツルもしっかり地中までつながっている。少し時期が早かったかとも思うが見つけやすくて助かった。例年だと目で追ったツルが地表近くでちぎれ、肝心のイモがどこなのかわからないこともあるからだ。自然薯は芽を出しツルを伸ばし葉を茂らせて夏いっぱい養分を蓄えると、越冬に向けて木枯らしの吹くころに地表近くでツルを切る。e0183673_4215347.jpgしたがって、滋養を蓄え終えたイモが、太いツルの見事に地表近くの一点だけを枯らしてくびれた、触れなば切れなんとする危うげなツルを見つけるのがイモに辿りつくコツなのだ。
さて次は、ここと思い定めた後はひたすら掘る。それも大きく深く掘らないとイモを追えない。石あり根っこありの雑木林の中、自分が身を隠せるほど掘るのだ。掘って掘って掘りまくり、イモの全貌が明らかになったところで、さまざまな道具を駆使して丸々一本の形で取り出す。この達成感が面白い。e0183673_4223612.jpg
私などが一本掘り終える間に、達人S澤さんは二本、いや三本くらいは掘ってしまう。しかもまことに折れやすいイモを奇麗にそのままの形でだ。私もなんとか三本でかしたところで昼食。収穫もまずまずということで今年のイモ掘りは終了となった。
里に降り、S澤家別邸に荷をおろして温泉に行く。いつもの白沢温泉だ。男5人、口々に「あぁ~。」、とか「うぉ~。」とか快感にため息をもらしながら露天に浸かって激しい肉体労働の疲れを癒す。あのカラスの行水だったnaoさんもずいぶんゆっくり浸かっている。いい湯加減なのだ。
さっぱりとしたところでS澤家別邸に戻り、今夜の宴の準備にかかる。私は収穫した自然薯を洗う係を志願し、裏の水屋に椅子を持ち込んで作業開始。今年はバカ陽気のせいで水が冷たくないのがありがたい。

丁寧に小さなタワシで折れないように気を付けながら洗ってゆく。先っちょや小さく折れたものは、ムカゴと一緒に塩ゆでだ。今夜分を取り分けても十分に土産が出来る量のようだ。S根、nao、S澤の三氏はDancyuの上をいきそうな料理人だ。店屋で買えるもので料理するばかりじゃなく、四足、鳥は別にしても、山菜、キノコ、山芋と自分で採って料理するんだからやはり上をいってると言っても差し支えなかろうと思う。いつもながら手際よく楽しそうに料理を作る。そして、楽しく作られた料理は美味い。
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中でも今回はS根さんのそば味噌には驚かされた。香ばしく炙られたそば味噌、ハシ先を汚す程度を口に運んで、ぐぃとイッパイやるとたまらない。そんなわけで早々と日本酒に手を伸ばすと「おっ、今日はペース早いね!」と囃されるが、いや、そ〜じゃなくて・・・などと釈明するのももどかしく、ペロ、キューとやる。二口目もなおイケル!ついに止まらず、あっという間に楽しんでしまった。静岡、お約束の黒はんぺん、マグロにたっぷりと山芋を絡ませた山かけ。けんちん汁。そして、トリはいつもS根さん打ち立てそばに山芋と決まっている。次々に間も良く出来上がる料理と久しぶりに見る笑顔で、すぎる時間も忘れ、早めに始めた宴会も、ワイン4本、日本酒1本、ビール多数とすべて飲み尽くしてお開きとなった。
これで今年も無事暮れそうだ。今度は金象印を1本買っておきますので、また来年みんなで自然薯が掘れますように!
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by 50SanKai-club | 2011-11-10 04:49 | 山遊び