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09.10.24 恒例!大日本中高年キノコ愛好会 in 奥利根 

09.10.24 恒例!大日本中高年キノコ愛好会 in 奥利根 _e0183673_326408.jpg
今年も奥利根に来られた。ずーっと昔、nao隊長、A川さんらと釣りに何度か来て以来奥利根はなじみのフィールドだ。その後何年か空いたが、再びキノコで訪れるようになってもう5,6年か。年々この時期人が増え、規制も厳しくなって来た。ゲートが設けられ、湖面の降り口に管理人の小屋ができ、監視ボートが頻繁にバックウォーターを巡回するようになっている。少々息苦しなって今年の奥利根は中止かと思っていたが富士山の後、急遽復活したのだった。今回のメンバーは7人。nao隊長、S根シェフ、S澤キノコ博士夫妻と去年から参加のI井さん、T岡さん、それに私だ。いつものようにゲートが開くまで長い車列ができ、身支度しながら収穫への期待が高まる。やがて車列が動き出し順番に湖面に舟を出す。すぐ前の車にヤマメのパーマーク風のペイントをしていたカヌーがあったが、持ち主はX-Teleだったよと後でnao隊長が教えてくれた。道理でどこかで見たような顔。慌しく車からインフレータブル・船外機、荷物を降ろし、手分けして準備する。顔を上げるとS澤車の止め方が悪いと先着車のジジイが喚いている。自分の止め方はどーなんだ?十分に出られるのにくだくだ文句を言い募る。地元の常連らしいが大人気ない。気分を取り直して紅葉で縁取られた湖にいざ出発だ!
09.10.24 恒例!大日本中高年キノコ愛好会 in 奥利根 _e0183673_43563.jpgS澤艇にはご夫妻、S根さん、I井さんの4人。5馬力でいい笑顔を乗せて先に進む。私の2馬力はだいぶセコで今回来るに当たって素人メンテはしてきたが、止まらないでくれれば恩の字という代物。始動の時からドキドキしてしまったがなんとか回り始めてくれた。殆ど風もなく快調に湖の奥へと向う。09.10.24 恒例!大日本中高年キノコ愛好会 in 奥利根 _e0183673_43364.jpg
目指す沢のBack Waterに近づくと水位の減少で黄色く露出した土手と紅葉の樹木の境目をサルの群れが移動している。割とデカイのと数が多いのに驚く。残していくボートに悪さされなければいいがと少し心配だ。先に到着したS澤艇から去年より100m以上手前に上陸と連絡が入る。水量が相当少ないのだろう。実際、去年のテン場から200m以上手前で上陸する。生乾きのひび割れた沢床はふかし芋を踏んでいるような変な感触だ。サルたちを横目に暫く歩く。09.10.24 恒例!大日本中高年キノコ愛好会 in 奥利根 _e0183673_4341231.jpgサルの群れはちょうど我々の行く手を横切って森の中へ移動していく。近くで見ると小猿はかわいいが親たちはちょっとした犬ほども大きく、何かの拍子で向ってこられたらと緊張した。無事サルたちとの接近遭遇もやり過ごし、いつもの陸地まで来ると早速nao隊長がナラタケを発見。川砂の草地で?と思うが多分下に倒木が埋まっているのだろうとのこと。そういえば去年だったかやはりこの辺でヌメリスギタケか何かが採れたっけと思い出したが、誰かが「ここで最初に採れた時は奥で採れなかった・・・」とつぶやく。09.10.24 恒例!大日本中高年キノコ愛好会 in 奥利根 _e0183673_5553100.jpgなるほどそんなことも確かにあった・・・。さぁ、いよいよ山の宝物探しだ!できるだけ広範囲を求めて私とT岡さんは真ん中、nao隊長以外は左岸(上流から見て左)に散って奥に進む。相変わらずキノコ博士のS澤夫妻の無線からは割りと頻繁に収穫の報告が入ってくる。我々真ん中組みはジグザグに倒木を見ながら進むが収穫はなく無線も湿りがちだ。09.10.24 恒例!大日本中高年キノコ愛好会 in 奥利根 _e0183673_5255080.jpgS根さんは左岸に見切りをつけてnao隊長方面に移動した頃からポツポツと見つけ始め、とうとうヒラキナメコに行き当たったようだ。隊長も諦めずに詰めて行った沢でナメコを収穫できたらしい。こうして無線のやり取りを聞いていると、シーズンを待ちわびて毎週欠かさずキノコ採りに出かけている大ベテラン達でも見つけるたびにうれしいものなのだなぁと思う。
09.10.24 恒例!大日本中高年キノコ愛好会 in 奥利根 _e0183673_543123.jpgまして年に一、二度混ぜてもらって参加する私などはそれがマツタケであれありふれたものであれ、大きくても小さくても、多くても少なくても見つけただけでうれしくなってしまうのは当然だと思う。
09.10.24 恒例!大日本中高年キノコ愛好会 in 奥利根 _e0183673_5442678.jpgそれに第一無心にキノコを求めて森の中を歩き回ること自体が楽しい。何とかというボケを引き起こすたんぱく質の脳内蓄積を防止するには適度な有酸素運動が良いらしいが、キノコ採りなどはきっとそいつにもいいはずだ。日ごろの運動不足から急に徘徊に転じたせいか、いろんなことが頭をめぐる。う~ん、もう効いて来たのかもない。
そのうち真ん中組みにも運が向いてきたらしく左岸に向いた辺りから獲物にめぐり合う。単発だがブナシメジ、チャナメにキナメツムタケ、ヌメってないヌメリスギタケ(スギタケか?)、ナラタケなどなど。そして左岸の斜面に横たわる倒木においしそうなナメコ発見か!?09.10.24 恒例!大日本中高年キノコ愛好会 in 奥利根 _e0183673_5465973.jpg素人の乏しい経験則ではおいしい話とおいしそうなキノコは食えないとなっているので、最初なんだか判らなかったが、開いた傘の列に連なって木の皮を割るように見覚えのある豆ナメコが並んでいる。多分ナメコだ!きっとナメコだ!と早速近くに気配を感じたS澤博士たちを一緒に昼食にしませんかなどとおびき出して恐る恐るビニール袋に収穫したモノを判じてもらった。やっぱりナメコだ!嗚呼よかった!!(笑)
I井さん、T岡さんも博士達に分類してもらって昼食のひと時。腹ごしらえも済んで時計を見る。ボートまで戻る時間を考えると残り小一時間くらい。これ以上奥へは進まず、近場の倒木などを見ながら舟に引き返すことにした。そう、今回は日帰りなのだ。それで忙しい。やはり奥利根は泊りがいいなと思う。キノコ素人の私には収穫そのものより焚き火を囲んだここでのキャンプのほうが楽しい。以前naoさんが釣りに行く度に釣そのものより焚き火を囲んでの沢の宴会が楽しいんだと言っていたが、正にそれなのだ!年々入山者も増え、規制もきつくなって息苦しくなってはきたけれどなんとか密かにあの楽しみが復活できないものかと願うばかりだ。

             S根さんに一部写真のご提供を頂きました。ありがとうございました。

# by 50SanKai-club | 2009-11-03 06:50 | 山遊び  

09.10.17-18 足慣らし・ビショマ慣らし

09.10.17-18 足慣らし・ビショマ慣らし_e0183673_33311.jpg
足慣らしに奥多摩のとある山目指して出かけてみた。GPSにはポイントを打っておいたが、地図まではプリントアウトせずに五万分の一を持って行った。知ってる山だし、整備の行き届いた奥多摩だからとなめていたのかも知れない。とにかくサクッと登ってマリーナに向うつもりだった。久々の中央道方面は高井戸付近で事故渋滞!登山口間近の林道は落石で最奥まで行けず、だいぶ手前の登り口まで戻る羽目になる。それやこれやで午前9時過ぎにスタート。林道から沢に降りると開けたテン場があり、ご丁寧に石を組んで焚き火の用意までしてある。これだ!とそのすぐ先の橋を渡って目の前の山道に疑いもせず入って行った。久しぶりで歩き辛いガレた登りを行くと今度はどこまでも踏ん張りの効かない柔らかなザレ道の登りが暫く続く。何本かの沢の入相を朽ち果てそうな杭を頼りに沢を詰める。地図上でもここからは急登のつづら折だ。浮世のアクが汗と共に噴出し息は絶え絶えである。日ごろの生活習慣を悔やみながら喘いで登る。ひたすら登る。やっと見上げた先に木々の間から空が見えてきた。最後の数十メートルは今まで頑張ったご褒美なのであろうか、ほんの少し丸みを帯びて緩やかな登りとなった。09.10.17-18 足慣らし・ビショマ慣らし_e0183673_405361.jpg振り返るとものすごい急登を来たものだと驚かされる。しかし待てよ、何か地図上で想像していた風景と違う感じ・・・・。それでもささやかな達成感が勝ってこの違和感が何なのかわからない。GPSが示す方向に目を凝らす。やっぱり変だ!ザックをおろし空身でそれと思しき方向にやせ尾根を少し下る。いや、まだだともう少し下る。あるはずの登山道が見つからないばかりかどんどん尾根はやせていき、こんなに下る訳はないと確信に近づく。あちゃー!こりゃいかぬ!殆ど出し切った体力にもう一度火をつけてザックの場所まで登り返す。何度も地図を読み返して見るが、行きたい方向に尾根は続いていない。ルートを間違ったのだ!間違いない!?
もともと曇天だったが、ここに来てガスってきた。急斜面のくだりを考えるとここで腹ごしらえを済ませておいたほうがよさそうなのだが、先ほど様子を見に行った尾根の途中にはなにやら大きな動物がいたらしい油の染み込んだ場所があり、そのすぐ前の杉の木に爪を研いだような痕があった。もしかして熊!たぶん熊。霧に飲まれそうな誰もいない、誰も来るはずもないやせ尾根の天辺で、時々熊避けの鈴を鳴らしながら気ぜわしくラーメンとおにぎりを腹に収める。食事の間も静寂の中、かすかな気配でもあったらと五感を研ぎ澄ます。食事が済んだら即テッシュー!とっとと下りる。
09.10.17-18 足慣らし・ビショマ慣らし_e0183673_4375663.jpg途中尻セードーも交えて沢近くまで戻ると薄く日も差して穏やかな日和だ。気持ちも温まる。車に戻ると隣にもう一台来ていた。やがて持ち主がザックを担いで沢から上がってきたので挨拶を交わす。ちょっと躊躇したが恥ずかしさをこらえて、〇×山ですか?と尋ねてみた。そうだというので道を確かめるとやはりもう一本奥の沢を詰めて登りだとおっしゃる。はぁ、そうですよねと曖昧に笑みを返したが、当然その後の微妙な沈黙が僕を苦しめた。(笑)
何はともあれ十分すぎるほど足慣らしにはなった訳だしと気を取り直して帰り支度を急ぎ車を出す。
マリーナに着いたのは18時頃。途中メールや電話で早く来いとの催促なので荷物を舟に放り込んでF谷船長艇にお邪魔した。ウェストから遠征して来られたメンバーもすでに半熟状態で賑やかだ。今シーズン初のなべをご馳走になりワインもシコタマ飲んで、まるで日中奥多摩まで足を伸ばして道を間違えたことなど思い出そうとしても忘れられないくらいであった。例によってS飼船長と早朝の出漁を約束し、それほど遅くならない時間に深い眠りに落ちた。嗚呼~疲れたぁ。
09.10.17-18 足慣らし・ビショマ慣らし_e0183673_52722.jpg翌朝、さすがに少し寝過ごして5時に目を覚ます。まだ暗い中準備をしているとS飼船長がもうスタンバッているよと声をかけてこられた。何とか急いで5時半前にはもやいを解き胸算用に期待を込めて船を出す。本日はビショマというテグスに錘を連ねた潜行用の仕掛けと、椰子の実を勝ち割って棒を通したような通称バクダンという物騒な名前の仕掛けを曳く。お初なのでどんなアクションで魚にアピールするのか楽しみだ。早速バクダンのほうにかかったが、強引に取り込もうとしてバラシてしまった!ビショマはというと水深が20mを切ると底に着いてしまうらしく、かかった!とぬか喜びしてあげたら海底の海洋生物であった。S飼船長はラビットにシーラをかけたようだ。釣果はお寒いものだったが、いつものように早朝の清清しさを味わって早めに帰港した。
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9月、10月は何かとあってなかなか休みを気ままにという訳には行かなかった。この週末はその反動か欲張ってしまったが、楽しく充実した週末があればこそのサラリーマンライフ。よーし!また欲張るぞ~!

# by 50SanKai-club | 2009-10-20 05:37 | 山遊び  

09.10.3 名月や 嗚呼、名月や、名月や。ワォー!

09.10.3 名月や 嗚呼、名月や、名月や。ワォー!_e0183673_4382246.jpg中秋の名月をめでた。先週、I崎船長が今年は秋の長雨がないと言っていたが、聞いていたかのように週明けから秋雨が続き、今日も昼過ぎまで降ったり止んだりだった。マリーナの旗も注意の黄色で今朝船を出したS飼船長も波が立って曳き釣りが思うようにできなかったようだ。それが午後になって風こそ少し上がったものの前線の南下に伴い天候は好転し、夜に入るとめでたく中秋の名月となったのだった。
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今の季節はちょうど暑くも寒くもなくありがたい。今夜はS飼船長と二人、月をめでながら持ち寄りで酒盛りだ。ここのところS飼船長と私は早朝の曳き釣りに出る。結構密かな楽しみとなっている。(笑)今宵の酒盛りも缶ビール数本とワインを1本空けたところでお開きとして、明朝の漁に備える。
ところで、本物のヨットマンたちは釣りには大して興味を持たない。持ったとしてもあくまで旅程の余興なのだ。しかもその場合の「釣り」とは曳き釣りが殆どのようだ。走ることが本業である彼らが船を止めないのは当然だし釣れても余興、釣れなくても余興なのだ。だからヨットマンたちに案外釣り音痴が多い。その道では相当な猛者の方から「今度キス釣り教えてくれ」などと言われてこちらのほうが驚くやら恐縮するやらなどということもある。自分はというともちろん本物のヨットマンではないし、もともと釣りたくてボートに乗っていた者が、ある日突然ヨットの舵を握ったのだからソチラの方にも未練たっぷり・・・。そこが悩みの種なのだ。09.10.3 名月や 嗚呼、名月や、名月や。ワォー!_e0183673_5345841.jpg
何故かというとヨットの場合、この走ることと釣ることの両立を図るのが意外と難しいからだ。私のBlue Waterなどに至ってはバウにアンカーウェルもなく、「ひたすら走る!」というコンセプトを具現化したような舟で、設計者武市氏の「クォータートナー・サイズのボートにできるだけ快適な居住空間と容易な操縦性を持たせると言った条件を第一に踏まえた上で、可能な限りの帆走性能を追求する・・」という意図そのものなのだ。日本製クルーザーの創世記にあってはどれだけ走りにストイックだったのか往時が偲ばれるというものだ。従ってヨットの場合殆どが曳き釣りになる訳で、不埒にも碇を下ろし竿を出しての腰をすえた釣りをしようなどと思ったら相当面倒な作業を伴うことになる。
ヨットの夏、走りの夏(そんなに走れなかったにしてもだ!)が終わり、アイナメの湯豆腐が恋しい季節ともなると何とはなしに切なくなる。ヨットに乗り換えたことに些かの後悔もないが、海彦の欲望が疼き、「ヨット de 釣り」のもどかしさに悶え、中秋の名月に向かって吼えたくなってしまうのだ。 ワォ~~!と。

# by 50SanKai-club | 2009-10-04 13:34 | 海遊び  

09.09.21-22 柳の下にサバは二度いなかった!

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22日早暁の空に虹がかかった。20日にキノコ狩りから帰った翌日、マリーナに向かうはずの時間がぐずぐずと遅れていた。少し残った疲れが体をだるくしている。23日に横浜市民ハーバーのレースでオフィシャル艇を務めるPink Chomolungmaの雄姿を写そうとマリーナに持ち込むカメラレンズの選択に迷う。S根、nao、S澤各氏の乗るピンチョモは保田の帰路を競うレースのゴール艇として蛸根辺りに出張るらしい。
あれこれ準備にも集中できないでいるうちにI崎船長から電話が入った。思わず何か自分が約束でもしていたのだろうかと考え込んでしまったが、聞けば久々にA木氏も来ているので早く来ないかとのお誘いのようだった。マリーナに着くとここ暫く体調を崩していたF谷船長もいてコーヒーをご馳走になる。F谷船長はだいぶ回復したとのことでひとまず安心した。明日は仕事だといってA木氏と前後して帰って行った。連休だというのにマリーナはなんとなく閑散としている。友達が帰ってしまった後の公園に残っているようでちょっぴり寂しい感じだ。こんなこともあろうかとここにくる途中で二人分くらいの飲み食いは仕入れてきているので、I崎船長と二人、18時頃からイッパイ始める。20時頃さっき連絡をよこしたS飼船長が到着し、暫く三人で話し込んでいると先々週のサバよもう一度ということになった。
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翌朝4時には目を覚まし熱いコーヒーでテンションを上げてI崎船長を乗せて出向だ。S飼船長も手ぬぐい鉢巻で気合が感じtられる!?朝方降った雨がほんの少し残る空模様だがまずまずだ。S飼船長からの無線で振り向くと追浜から磯子にきれいな虹の架け橋がかかっている。
09.09.21-22 柳の下にサバは二度いなかった!_e0183673_4133728.jpgI崎船長と清清しい早朝の海を楽しみながらひたすら潜行版を曳く。最初は楽観していたがどうも前回とは違うようだ。蛸根周りから猿島手前まで曳くが気配もない。前回同様8時頃沖上がりする。釣果なく2隻ともオデコ。まぁ、この虹のかかる海を楽しめたのだからよしとするか。
09.09.21-22 柳の下にサバは二度いなかった!_e0183673_4154037.jpg昼近く来客のため急遽帰宅しなければならなくなり、明日のピンチョモ写せないなぁと思いながら帰り支度をしているとお隣の釣人K野船長艇が戻ってきた。蛸根、底立ち15mでサバ好調だったそうだ!!ゴマ混じりだが丸々とした真サバで生簀がイッパイ。こういうことも時にはあって楽しいのが魚釣りだ。K野船長の沖上がりのほんの一足前に帰宅してこの生簀を覗かずに済んだS飼船長は幸せだなぁと思うとなんだか可笑しさがこみ上げてきた。(笑)

# by 50SanKai-club | 2009-09-23 15:28 | 海遊び  

09.09.19-20 恒例 秋のきのこ

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昨年までは奥利根で挙行していた「大日本中高年キノコ愛好会」定例総会だったが、今年は富士山にやってきた。奥利根は広葉樹林主体だったが、富士山の今回散策した地域は針葉樹が主体。したがってキノコの種類もガラッと変わり、これもまた楽しかった。09.09.19-20 恒例 秋のきのこ_e0183673_4363098.jpg
写真は10年以上前、軽井沢にキノコ図鑑片手に行ったとき散々お目にかかった「ショウゲンジ」。でもすっかり忘れていて最初はなんだか判らなかった。歯ざわりと木の香が好きで、そのときはホイル・バターで楽しんだ。そんなことを思い出しながらこいつを見つけて喜んでいると、毎週見慣れている大先生方はすっかり普通というご様子で今では高位に位置づけられていないことが分かった。09.09.19-20 恒例 秋のきのこ_e0183673_453626.jpg富士山もずいぶん前だが一度naoさんについて来た事があり、そのときは幸運にもマツタケを採ることができた。Beginner's Luckだった。今回もそれが狙いなのだが・・・・。
左はお馴染みナラタケ。S澤さん撮影のきれいな株だ。針葉樹、広葉樹の入り混じる辺りはバラエティーに富んでいて面白い。ここでは標高の高い場所から低いところに何箇所か移動しながら散策する。
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最初の散策を終え採集したキノコを判じながらの休憩。キノコそのものの分類やまつわる話も聞けて面白い。写真は左からgk、一番の採り手にして二人ともキノコ博士のS澤ご夫妻、右奥が蕎麦打ち名人・総料理長のS根さん。nao隊長はこのとき行方不明だった!?09.09.19-20 恒例 秋のきのこ_e0183673_5205123.jpg
M&Mは見るからに立派で美味しそうなジコボウとショウゲンジを手にご満悦。富士山はマツタケを筆頭にシメジ類、イグチ類をはじめナラタケなどの広葉樹林に生えるキノコまで本当に種類が豊富なのだ。しかもマツタケなどを自由に採れるということもあって、最近ではキノコ採り関係の書籍まで出版されブームなのだという。確かにnao隊長の言うとおり、金もかからず運動になり、たいした危険もない上に山の恵みをいただけるのだから頷ける。かくいう自分もキノコ採りとなると日ごろの運動不足をついつい忘れ、電池切れになるまで歩き回ってしまう。大丈夫だろうか?遅発性筋肉痛・・・・。
下の写真はヤマドリ茸モドキらしい。例のイタリア料理に欠かせないキノコの王様ポルチーニ茸だ!傘の裏はスポンジ状でガクは下にふっくらと太くなる。そうと判って採ったわけではないのでなんだか申し訳なかった感じがする。
09.09.19-20 恒例 秋のきのこ_e0183673_5444456.jpgともあれ本日の狙い本命はマツタケだったわけだが、台風の接近にもかかわらず降雨に恵まれなかったようでどの場所もパサッと乾き、素人目にもキノコたちがニョキニョキ生える環境にはなかった。が、大日本中高年キノコ愛好会中核メンバーの面々は先週、先々週とマツタケに沸いたそうな。移動するたびに目を凝らしてマツタケ、マツタケと念じながら探すがついに願いはかなわなかった。
09.09.19-20 恒例 秋のきのこ_e0183673_6542082.jpgそれでも全員の収穫を集めると今夜の宴会には十分すぎる量だ。道具を撤収してS澤夫妻の川根の家に向かい、今日の収穫を味わう。

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# by 50SanKai-club | 2009-09-23 05:55 | 山遊び