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2013.07.20-21 夏の夜話

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大忙しだった土曜日、マリーナに着いてT田船長のお陰で懸案の作業も片付き、昼メシまでご馳走になってのんびりしていると、旅行帰りのO田船長がやって来た。遠く北海道の友人を訪ねての帰りだと言う。S飼、T田両船長と私で迎え、夕刻から飲み始める。
2013.07.20-21 夏の夜話_e0183673_4582948.jpgT田船長はつい先日、O田船長の船で一緒に三宅まで行ってきたばかりだ。T田船長がO田船長の係留地、三浦半島の先っちょまで陸路で行き、O田船長と合流してから船を出したらしい。聞くと午前1時頃まで飲んでいて出発が未明というからさぞきつかったことだろうと思う。しかも当日の予報では外は3mからのうねり。私も人ごとながら気にはかけていたのだった。とにかく二人は船を出し沖に向かうが、ご両人の弁ではジェットコースター並みのうねりでコマセを撒き散らしてのセイリングだったらしい。この間の様子は実況でメールが届いてはいたが、私はうねりのきつさの形容だろうくらいにしか思っておらず、2013.07.20-21 夏の夜話_e0183673_5291541.jpgまさか本当にJames Brownの“Sex Machine “、つまり“Get up, get on up”(ゲロッ、ゲロッパ!)だったとは知らなかった。深酒、寝不足とは言え、このOld Salt二人がJames・Brownしてしまうくらいなのだから相当揺れたのだろう。
苦節12時間?、島に到着した直後と思われるショットをよく見ると心なしかT田船長のお目メがうるるん状態(T_T)/~~~に見えて来るのは私だけであろうか!?(汗) 
他にも三宅での様子を伝える数枚のスナップも見せてもらった。やはりかの島まで行くと海の色が違う。のんびりとした漁港、吹きわたる風。小高い丘で世界平和を祈念する?O田船長。三宅まで行けば港もさぞ空いていたのだろうと聞くと大型プレジャーボートが数艇来ていたらしい。2013.07.20-21 夏の夜話_e0183673_5303860.jpgまた、決まってそういう船の中には横柄、ノイジー、無神経な連中まで積み込んで来ている場合が多い。やたらイキガッタ若い衆を従えて騒音と不愉快さを撒き散らすことでしか自らの存在感を感じられないような連中だ。エンジンはかけっぱなし、ダサーイ音楽を大音量で流し、これもまたお約束のように花火をおっぱじめる。いやはや即物的で度し難い。まぁ、それぞれの夏だからそういう連中と出遭ったらそういうものだと思って諦めるしかないのだろうが・・・。
帰路は、確か天候も思わしくなく、新島に寄ってからの帰港だったとのことだ。O田船長曰く、往路は途中大島にでも1泊してから行くのだろうと思っていたが、2013.07.20-21 夏の夜話_e0183673_5321726.jpg(T田船長が)直行だと言うので驚いたそうだ。しかし、もし寄っていたら(海況、天候の具合で)三宅までは行きつけなかっただろうから直行で正解だったとのこと。
休みと海況の折り合いの良し悪しは、特に仕事を持っている現役世代セイラーにとっては永遠の課題なのであろうが、今回の二人もよくあの予報で船を出したものだと感心する。
とにもかくにも二人の無事を喜びながら美味い酒を飲めてよかった。

# by 50SanKai-club | 2013-07-27 05:33 | 海遊び  

2013.07.06-07 吹きまくる七夕

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南東海上に熱く湿った高気圧、梅雨前線が日本列島を二分するように横たわり、日本海側には低気圧。等圧線もこの時期には珍しく混んでいて強風が吹きまくる。こんな天気図が何日か続いている。
2013.07.06-07 吹きまくる七夕_e0183673_525778.jpg船は出せそうにもないが、セイルカバーを取り替えるためマリーナに向かった。天気は良いのだが強風が吹き荒れ、レジージャックのマスト取り付けは後日になるかもしれないと思いながら船に着く。驚いたことにまたまた桟橋にT田船長!昨夜から来ているという。それとなく今夜も泊まる予定かと尋ねると「今日は帰るよ。」とのことだった。そりゃそうだ。私だって船も出せない以上、用事でもなければ残っても仕方ない状況なんだから。一応今夜の食料まで買い込んでは来ているが、できるとこまで作業をしたらトットと帰ろうかななどと思い始めた。
セイルカバー一式を船に運び込んで梱包を解くと、レジージャックの細引きが仮止めされた真新しいカバーとインロウツナギ仕様の丸棒型のバテンが入っていた。荷物の受け取りにも付き合ってくれたT田船長は、2013.07.06-07 吹きまくる七夕_e0183673_5572459.jpgもちろん黙っていても作業に向けてすでに臨戦態勢。早くも段取り手順を考え始めてくれているようだ。今日は強風の中、一人作業になるだろうと思っていたがまことに心強い!!というかすでに他力本願状態。普段無信心な私でも、神様が不器用な自分を憐れんでSt.T田大天使をお使わしたもうたに違いないと思えてきた。大きな布製のセイルカバーを開いただけでも吹き飛ばされそうな中、本体をブームに取り付け、次にカバーの内側に仮止めされたレジージャック用の細紐を通しながらバテンを張ってゆく。お陰さまでここまでは迷うことなく順調に進み終了した。残すはレジージャック用の細紐をマストのアイに取り付ける作業のみだ。どうやって登ろうか、いや、大天使様に登っていただこうか?2013.07.06-07 吹きまくる七夕_e0183673_5584695.jpgそれが問題だと思案していると、大天使様は運よく先日のマスト灯取り付け作業の際使った「お登りセット」をまだ船に積んでいるとのこと。やったー!と思う一方、こんな強風下で事故でも起きたら大変なので、後日自分で登ろうかとも考え判断がつかない。人生は往々にして大切な判断を下す前に事態が先行するものなのだが、今日もご多分に洩れずT田大天使の行動力の方が勝り、マストに取り付けた梯子をスルスルと登って行ってくれた。猛烈なブローが来る度にうぉー!飛べそうだ!などと口走りながらも的確なお仕事をされて再び降臨あそばされ、なおかつ、恐れ多くも勿体なくもスパゲッティーミートソースまでアルデンテに仕上げて振舞って下さったのだった。嗚呼、神様、仏様、T田様!!
2013.07.06-07 吹きまくる七夕_e0183673_559325.jpg作業も終わり、スパゲッティーミートソースも腹に収めて、大天使様はデッキのビニミの木陰で、私はキャビンでうつらうつらしていると、作業中にゲストを伴ってやってきたW井船長からカキ氷の差し入れ。この一服の涼がたまらない!ありがとうございました。そのうち三浦半島の先っちょのO田船長も陸路遊びに来ると言ってよこし、気がつけば今日も賑やかになりそうな気配だ。念のため、大天使様にどーする?今日帰るの?と聞くとニヤッと一言、泊まるしかないっしょ!
陽が傾いても気温は下がらず30度近い。もちろん湿度は60%を超え不快指数は高止まりのはずだが、今度は吹きやまぬ風が幸いして涼しさを運んでくれる。2013.07.06-07 吹きまくる七夕_e0183673_605517.jpg大天使様、O田船長と三人がデッキで宴を始めると間もなくM口船長が船にやって来た。船に着いたばかりの船長を荷物を置く間ももどかしいとばかりにこちらの船に呼び込んで、再度冷えたビールでカンパ~イ!! クヮ~ッ、うんま~い。みんな、時期も時期なのか夏休みに海路どこに行こうかの話で盛り上がる。シマ志向、伊豆半島方面といろいろ話を聞いているだけでも面白い。途中すぐ先の船でやっていたW井船長からアツアツの焼き鳥の差し入れがあり、こちらからも刺身盛り合わせのエールを返す。やがてビールも打ち尽くし、マッコリも飲み干した頃にお開きとなり、大天使T田、O田両船長と熱いシャワーで潮を落としに行く。2013.07.06-07 吹きまくる七夕_e0183673_614256.jpg日中の日差しが強かったせいか、陽に当たっていた部分がヒリヒリと痛い。船への帰り道、夜風に吹かれながら戻る。焼けた肌に心地よい。今朝は、強風の中、一人でセイルカバーの取り付けだと思って出てきたが、T田船長に助けられ、遠路来訪のO田船長とも酒を酌み交わせ、W井船長一行がいてM口船長とも3度目の乾杯ができた。こうして振り返ると風に明け風に暮れた一日もまんざらではないなという気分になるから不思議だし止められない!

*写真提供T田船長   (ありがとうございます)

# by 50SanKai-club | 2013-07-09 06:21 | 海遊び  

2013.06.22 Day Sailing と 満月

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今週末も不安定ながら天気はもちそうだ。先週は航海灯のLED化や僚船のジブセイル交換などに使ったので、今週は船を出したくなって早めに家を後にした。
それにもう一つ、先週、擦り切れそうなジブシートを換えようとT田船長にお願いしていたのだが、そのブツが入ったと言ってきていた。2013.06.22 Day Sailing と 満月_e0183673_3541030.jpgポンツーンに降り立つと向こうからT田船長。どうやら昨夜から来ていたようだ。挨拶を交わし船に向かうとすでにT田船長が私のジブシートまで交換していてくれていた。感謝!荷物を降ろしたり先週設置したソーラーパネルの効果を確かめたりしているうちに一緒に船を出そうかということになる。一緒に出れば写真も撮れる。船長も撮ってやるよと言っているが、私の方が今日に限ってカメラを置いて来てしまっていた。申し訳なく思いながらも準備を整えもやいを解く。しばらく港内の船だまりでT田船長を待ってから外に出た。南南東の風に船を立てセイルアップ。下に落としながらジブを展開し、真新しいジブシートを引きこむ。2013.06.22 Day Sailing と 満月_e0183673_3545412.jpg14mmと太いシートにしたので引き込みも楽だ。タックを繰り返して南下してゆく。場所にもよるが、ちょうど良い風力で軽くヒールしながら滑ってゆく。しばらく遊んでから後発のT田船長に連絡する。もう海上に、それもこちらのすぐ前にいると言う。コックピットから首を伸ばすと、本当にすぐ前にT田船長艇が浮かんでいた。T田船長は両艇が近づくたびにカメラを構えてくれているようだ。私も及ばずながらスマホで頑張るが、何分、ホールドは悪いし屋外で液晶も見にくい。そもそもファインダーのないカメラは撮りづらいものだ。
どのくらい経ったか、少し腹も減ってきたので引き揚げることにする。雷注意報も出て、風も空模様も怪しくなり始めていた。

戻って船を固め終わった頃にはひと雨来るどころか、天気はもち直し風も落ち着いてしまったが充分セイリングの充足感は得られたし満足だった。
夕方、T田船長と二人でイッパイ始める。肴は今日のセイリング映像や画像だ。私の方ばかりずいぶん撮っていただいていて申し訳なかった。次回はしっかりしたカメラを持ってこよう。
今夜は1年に1回のペースで来るスーパームーンの前夜だ。気がつくと大きな満月が目前の船たちのマスト上に浮かびあがっている。「月が地球に最も近づいたときに、満月もしくは新月の形になった月の姿、またはその現象をスーパームーンという。2011年3月20日(日本時間)に、19年ぶりに35万6577キロメートルまで接近した満月が観測された。」とサイトの豆知識にあるが、スーパームーンという言葉自体はもともと占星術用語らしい。そのスーパームーンを明日に控え、今日は本番直前のリハーサルサイズ?なのだ。いずれにしてもE.T.のシルエットが映るほどの大きさではないものの、はっきりとウサギの餅つきが目視できる美しい月が晴れた夜空を照らしだしている。航海灯も換えたし、こんな月夜にセイリングしたら最高だろうなとはT田船長の弁だが全く同感だ。2013.06.22 Day Sailing と 満月_e0183673_442329.jpg涼しくなった夏の夜、Moonroadを滑って八景島辺りにアンカリングするのも悪くない。しばし二人で月を愛でながら撮影を試みるが揺れる船上からでは歯がゆいばかりだ。
そうしているうちにM口船長が、そしてS飼船長も着いて賑やかになる。お二人ともいつもとはずいぶん違う時間帯のご登場だが・・・、「つ、つ、月夜だ。みんな出て来い、コイ、コイ。」って、ひょっとしてタヌキじゃないでしょうね?(笑)

# by 50SanKai-club | 2013-06-27 04:10 | 海遊び  

2013.06.15 一日かけて

2013.06.15 一日かけて_e0183673_13121572.jpg

数週間前にメインバッテリーがあがってしまった。積んでいたバッテリーはメインもサブもDelco Voyagerだったので油断していたが、何かが触れてメインスイッチが入ったままだったようだ。2013.06.15 一日かけて_e0183673_1312593.jpg家に持ち帰って充電するが芳しくない。仕方なく同じものを1台と放電分を補うためのソーラーパネル(8w)にジェネーレーターも購入し設置することにした。
機材を船に運んで作業を始めようかという時にS飼船長が来た。そういえば船長の船、今週ジブシステムをハンクスからファーラーに換えると言っていたのを思い出した。ジブセイルは“スーパーマリンサービスマン”T田船長のツテで購入したらく、今日ご本人が持って来てくれるのだと言う。それに何日か前、船長から「航海灯を換えたいのならS飼艇のジブファーラー設置の時に最後のチャンスが訪れるであろう!」ミタイナ?メールがきていた。
T田船長が到着すると、早速念願の?航海灯をLEDに換える作業からということになった。みなそれぞれに船の照明をLED化してきたのだが、登らないと換えられないマストの上の航海灯だけが課題となって残っており、不思議に誰も口にしないが「これはT田船長しかない!」という共通の思念が生まれていたのだ。2013.06.15 一日かけて_e0183673_13134022.jpgということで、1番私の、2番S飼艇、3番T田艇の順でやろうということになる。すでに述べたが私のは両舷、船尾、キャビンとLEDにしているのでマストトップの航海灯で仕上げという訳だ。(喜) マスト登りはもちろんみんなの期待を裏切らない、一番若くてスリムなT田船長で、S飼船長と私が綱引き役。1艇目がY26Ⅱでマストが一段高いこともあって、登る前の段取りは慎重に進める。いわば小手調べというところだ。LEDは極性があるので点灯を確認しながら交換する。2013.06.15 一日かけて_e0183673_131681.jpgなんとか無事に終わりS飼船長艇に移る。ファーラーはすでに自分で取り付けており、登っての作業はマスト上部のアングル金具取り付けと航海灯の交換だ。本日一番の難所と思われたがT田船長は手際よく金具を取り付けLED交換も慣れた手つきで終える。そこで、折角登ったので降りる前にマストの上から写真を撮ってもらうよう頼んでみた。マストトップからのアングルはめったにないチャンスだからだ。バケツにカメラを入れて届けると、上からは「うぉー」とか「迫力あるー」といった声が降って来る。マストの上でブラブラと揺れながら、上下左右いろいろ撮ってくれているようだった。あとはS飼艇に真新しいジブセイルを装着して終了だ。最後にT田船長艇。LED交換を終え、ジブセイルの交換も済ませると流石にへとへと。雨が降らないでくれたのは有り難いが、真夏かと思うような日差しの下での長時間作業はしんどい。それでも一気に3艇の作業を終えられてよかった。遅い昼食を済ませた頃には私も当初のソーラーパネルの設置は後日に回そうという気になっていた。2013.06.15 一日かけて_e0183673_13163193.jpgところが、T田、S飼両船長お二人の本日の“TO DO LIST”には「ソーラー設置」が載っていたらしく、今日やろうということになった!? 後日、1人でシコシコやろう・・と思っていた私の安穏な考えは瞬時に吹き飛ばされ、作業が始まるや否や、その場当たり的無計画さも露呈。とにかく3艇のマスト上での作業と2艇のジブ交換のあとで、言わば余計な仕事を押し付けたような罪悪感に恐縮の極みであった。作業中、お二人の言われるまま工具と部品を差し出すことだけに終始していたが、出来上がってみると流石に綿密で技術水準の高いお二人。「いい仕事してますねぇ。」とすごく得した気持になる自分が恥ずかしかった!
熱いシャワーを浴びてからS飼艇で夕餉。3艇揃い踏みのマスト灯を点灯し、かんぱ~い!夜空に3つの白い光が一層光り輝いているように感じた。

# by 50SanKai-club | 2013-06-23 13:27 | 海遊び  

2013.06.08 偶然にも・・・

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勤め先での飲み会の席で、「近いうちにマリーナでBBQやろうよ!」という話になった。ところが、梅雨が迫って来る頃になってもなかなかみんなの都合が合わない。そうこうしているうちに早々と梅雨入り宣言も出てしまい、「それじゃぁ、梅雨が明けたら・・・」ということになったのだが、今度は梅雨の方がLong Vacation!待ち切れずにBBQはともかく一度下見に・・・という有志が6月8日土曜日にやって来た。日頃の行いが良いせいか天気は上々で一安心だ。
日頃訪問者と縁のないマリーナライフを過ごしているので、粗相があってはならじと早めに船に行ってちょこっとお掃除なんかしていると、どこかで見たような方々が賑やかにやって来る。誰だっけ?と考えているとS飼船長が不意におはよー!と言って顔をのぞかせた。「どこかで見たような方々」は何度かお誘いを受けて宴会をご一緒させていただいたS飼船長の友人たちだった。今日はうちにもゲストが来る予定なんですよと言うと、それじゃ後で一緒にということになった。
自分の予定では今日ゲストが来たらアウトレットモールでも散策しながら食事して・・・と心積もりしていたが即変更。想定される大宴会に備え、駅まで迎えに行ったついでに買い出しも済ませて戻った。
船に案内して、転ぶな落ちるな救命胴衣着けろと優しく丁寧に説明を施し、所定の位置にお座りいただいてから、「はじめて来てくれたので、せっかくですから少し船を出してきます。」とS飼船長に伝えに行くと、出すならうちの友達も乗せてもらえないかとのこと。Why Not?、もちろんOKと客を5人乗せてもやいを解く。桟橋から遠ざかる間、大切なゲスト3人を預けたS飼船長はもちろん、来合せたT田船長も、こっちに向かって来て!、舳先を回して前を通過しろ!と注文をつけては写真を撮りまくる。運動会に来た父兄のようだと思うとおかしくなる。やっと狂乱の撮影会を後に出港するが、実は乗員乗客6名はカイビャク以来の出来事!で、コックピットは満席。さすがにセイルアップどころではない。
それでもみんな喜んでくれるので、ついほだされて八景島辺りまで足を伸ばすことにする。海上は気持よく晴れ間がのぞき、まずまずのミニクルーズだ。こちらが呑気に船遊びに興じている頃、陸の方ではS飼、T田船長と居残り組が宴会の準備を早々に整え、ちょうど八景島沖からUターンした辺りで、まだかまだかの催促が来る。はい、はい、すぐ戻りますとスロットルを上げるが、カイビャク以来の満員御礼にさすがの2YMでも船足は伸びない。やっと昼を少々過ぎてから帰港すると広いボードウォークテラスのテーブルには所狭しと食べ物が並びチーズホンデューまでスタンばっていた。ひぇ~、すごい!
陽も高いうちからゲスト6名、関係者多数で大宴会の始まり、行き交う人たちやらH澤(弟)船長やらまで巻き込んでにぎやかな宴は夜まで続いた。
今日は偶然にもS飼船長と私のゲストが同じ日に重なり思わぬ展開になった。はじめて来たゲストたちは驚いたかもしれないが、ここではよくある風景。人がいれば一緒に飲み、一緒に食べる。人数の多少はその都度だが、基本的には変わらないスタイルなのだ。
梅雨が明ける頃、7月15日にはサマーフェスティバル、8月17日にはもやい祭とこれからマリーナのイベントも続くし、夏の付きもの花火も何度か見られるだろう。みんな気軽に来てもらって、今年も夏はにぎやかに過ごしましょう!

# by 50SanKai-club | 2013-06-22 06:10 | 海遊び