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2014.05.24 風ニモ負ケズ

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金曜日の夜TVをつけた途端、天気図が現れた。解説は聞けなかったが高気圧がド真ん中!これは絶好の海日和になると確信してBBQ CLUBのメンバー??にメールを入れた。
朝早めに出て、折良くば保田にでも・・とも思ったが、ビニミ改修に必要なパイプの継ぎ手をコーナンで探さなければならないし、他にも2、3、折角コーナンに寄るなら買っておきたいものもあり、店の開店時間に合わせて家を出た。月末の金曜とあってかことさら車の列は進まず、巨大DIY店についたのは開店から小一時間も過ぎた頃になってしまった。e0183673_511394.jpg目的のモノを探すが何もと言ってよいほどない。パイプの継ぎ手はもちろん、ここなら当然品ぞろえは豊富だろうと見込んだものさへない!無駄なものを買っても仕方ないので、間違いのないものだけを購入してYBMに向かう。
それまで買い物に気を取られて気付かなかったが、マリーナに着くと結構吹いている。偶然一緒になったH沼船長と一緒に船に向かう。船底もきれいになったし、少し船を出そうかと思っていたがどうなんだろうか、微妙な時刻、微妙な吹き具合だ。隣のT田船長はすでに出船しているらしく、ポカーンと空いたポンツーンはさざ波でささくれていた。S飼艇で冷たい飲み物をご馳走になっていると観音崎辺りまで一流ししてT田艇が戻ってきた。T田船長はこの頃曳き釣りに熱心だ。e0183673_5123348.jpg戻ったT田船長に、H沼船長がターンバックルの修理で来ているよと告げると、すぐさまT田スーパーマリンサービスに変身してH沼艇に向かって行った。風はどんどん吹きあがって体感的には出港注意のマリーナ旗より上の状況ではないだろうか。
買うものも買えず直すものも直せない午後、キャビンで仕事の書類に目を通す。さまざまな参考資料から要点を抽出して論点を紡いでゆくのだ。一応レポートする内容が頭の中でまとまりかけた頃、瞼も重くなりお昼寝。そろそろ買い出しという時分に起き、ますます強まる風に今日の宴はキャビンに変更しようかと思案する。e0183673_5371813.jpgそのことを、ちょうどキャビンから顔を出したM口船長に相談すると、もうすでにT田船長が買い出しに行っているという!? するとBBQのつもりかなとつぶやくと、M口船長はそうだと言う。この風で大丈夫だろうか?BBQだとすれば先に火を起こしておいた方がよいのだが、万が一外れると起きた炭火を消すのも大変だ。T田船長の買い物を見てからにしようと思い直す。ちょっと一枚羽織った方がという頃にT田船長が戻ってきた。やはりBBQの仕込みだ。
強風で大丈夫かと聞くが馬耳東風。(笑) 食材の湯通しを仰せつかって済ませるとT田艇はすでにBBQ会場になっていた。所用で帰ったH沼船長を除き、S飼、M口、T田のBBQ常任理事会の面々と本日は紅一点のY口さんを交え、T田船長アレンジの無国籍チキンプレート。e0183673_539982.jpgサラダ菜を敷きつめてうどんを乗せもやしとスライスした豆腐にゴマだれをかける。そこに炭火で皮をカリカリに仕上げたジューシーなチキン。なんだかバランスがいい!
風は相変わらず吹き募ってい入るが、結構な時間までビールにワインでワイワイと賑やかな宴会になった。今夜の締めはM口艇に河岸を変えて美味しいコーヒーだ。キャビンにお邪魔すると、ミルで挽きたてのいい香りにうっとりさせられる。ご子息がプロのバリスタというだけあって、M口船長の入れてくれるコーヒーはいつでも最高だ。終わりよければなんとやら。今日もよい一日が終わろうとしている。
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by 50SanKai-club | 2014-05-29 05:17 | 海遊び  

2013.12.07 仲良し忘年会

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今年は10月11月と忙しく、私の新嘗祭と位置付けているきのこ、自然薯掘りにも参加することができなかった。また、例年11月か12月に済ませている船底作業も、予定日が荒天だったため思い切って来春以降に繰り越したので、なんとなくポカーンとした気分で師走を迎えることになっってしまった。そんな、なんとなくいつもと違う違和感を払拭し、「ああ、今年も無事によく遊んだ」とふりかえる場を持ちたいという気持ちもあって、日ごろ親しくしていただいている船長さん達に声をかけ、忘年会を開くことにした。
e0183673_9284881.jpgいつもの飲み会であれば誰かの船でということになるだろうが、人数が多いとなかなかそうはいかない。また、マリーナ某所でといっても、冬の寒空に大の大人たちが鼻水すすりながらというのではしゃれにもならないというので、今回は初めて巷の飲み屋で開くことにする。参加者の日程と場所の空き具合をすり合わせた結果、12月7日ということになり、当日まずはマリーナに向かった。
e0183673_93525100.jpg午後になるとマリーナ出発組は6名。三浦半島の先っちょからも1名こちらに駆けつけ賑やかな出発になる。足はバス!なんと今の今まで知らなかったが、マリーナのすぐ近くまでバスがあったのである。考えれば当然のことで、近隣の工場やら市場で働く人たちの足がなければおかしいのだが、普段利用したことがないために気付かなかった。ここ横浜ベイサイドマリーナは工場群と団地の中に位置し、鉄路の最寄り駅は鳥浜になるが適当な居酒屋がない。両隣りの駅近辺にも見当たらず新杉田まで範囲を広げてやっとみつけたのだ。e0183673_9362228.jpgその会場、「すっとこどっこい」は駅舎と同じビルの1階ですこぶる便利。店内もそこそこ広く、今日は我われだけの半個室も用意されていた。18時半スタートの宴会に程よい時刻に着くと、SK25のA井船長が先着していた。A井船長もやはり三浦半島先っちょ港のメンバーでFacebookでは頻繁にお見かけするのだが、オフ会で会えるのは年に1、2回の船長さんだ。ほぼ定刻に参加者全員がそろいカンパーイ!メンバーは、YBMからS飼、T田、H沼、W井船長と私の5名、三浦半島先っちょ港からY田、A井、O田船長の3名。e0183673_9372191.jpg
テーブルには豚のたたき鍋醤油味、もつタンタン鍋胡麻味噌味、海鮮鍋アンチョビ風味の塩味と仕立て違いの鍋を3杯並べ、処狭しと刺身、焼き物、サラダにつまみが運ばれてくる。それにしても近頃の居酒屋チェーン店の侮れない味と品ぞろえには驚かされる。また、低くしわがれた呻きのような年寄りたちのオーダーにも、或いは「写真を取ってくれ」、「角度はこうだ」「もう少し上、いやもう少し下」などという記念写真撮影介助サービスにも迅速かつ笑顔で対応する若い従業員達の優しい客あしらいもポイントが高い。初めて利用した店だけに不安もあったがみんなの食欲と笑顔に一安心だ。e0183673_9384654.jpg酒量もぐんぐん上がり、ビール、日本酒、焼酎とお代わりを運ぶ店員が引きを切らない。さすがに忘年会のハイシーズンだけあって、店もあっという間に満席のようだ。割と奥深い店内のどん詰まりの半個室に陣取り、コースなし、時間制限なしの1本勝負で約3時間、暴飲暴食三昧の素敵な忘年会になった。外に出ると冬の空気が心地よい。半島先っちょ港のうち、Y田、A井両船長はそれぞれ自宅に。YBM組のS飼船長も翌日の日程があるのでここでお別れ。
残るH沼、T田、W井、O田船長と私が2台のTaxiに分乗してマリーナに戻った。なりゆき上私の船で2次会ということになる。H沼船長とW井船長が持ち込んだウィスキーとバーボンに私の船にあったマッコリ2本が今夜果たすべき課題のすべてだ。それ行け―!e0183673_9392389.jpg
怪しい場末のスナック風照明にも励まされ、途中意識不明に陥る者約1名を出しながらも無事すべてを飲み干してなんとか日付変更線手前でお開きとなった。
朝起きて、早いうちに出て半島の先っちょ港にチャリンコで戻るというO田船長を見送った。
毎年なんとなく続いてきた仲の良い連中の集まり。場所は保田だったり城ケ島の民宿だったり、或いは今回のように巷の居酒屋もありだろうし・・・、また、時期も入梅前だったり初夏、お盆とまちまちなのだが、その時々都合の付く連中で集まって賑やかに過ごすのもたまには悪くない。それにまたそうでなければ続いてこなかったのかもしれない。何故って、みんな気ままが好きで個人オーナーやっているのだから。
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   *A井、T田両船長から写真のご提供をいただきました。ありがとうございます。
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by 50SanKai-club | 2013-12-21 09:45 | 海遊び  

2013.08.03-04 BBQとナイスなアイディア

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我がまま大魔王の襲来が止まない。T田船長と“Get up, get on up”(ゲロッ、ゲロッパ!)しながら三宅に行っていた週をのぞいて4週連続ということになる。(笑)日頃、人も電気も水もない原始なマリーナに封じ込められているせいで人恋しくなるのか、世話なしで美味いものにありつけるからか、e0183673_653117.jpgとにかくYBM準会員化しつつあるのだ。元々こちらにいたのだから帰ってこいよと皆は言うのだが、苦節3年?やっと当選の栄誉を勝ち取った原始のマリーナではあるし、また、彼は漁場と島々や半島めぐりの好位置を求めて去ったのだから簡単には帰れないのである。それにしてもBBQの味をしめたここ2回ばかりは我がまま炸裂で、特に今回はゲストを乗せて横須賀の花火大会を観賞する途中でBBQ食わせろと言いだしたのだ。e0183673_6535295.jpgそれでもよくしたもので、みなあの野郎とかこの野郎とか言いながらもアタタカク迎え、ゲストさんともどももてなす。まぁ、大魔王といえどもそれなりに皆に愛されている訳で、例によって貢物、準備の手伝い、後片付けなしの我シャワーぶりを発揮しても翌朝には皆打ち揃って見送り、ご機嫌よく送り出すのだった。
大魔王を冥府に送り返してホッとしたところで、W井船長のデッキにお邪魔してコーヒーをねだる。S飼船長も加わり朝のCoffee Break。W船長はLong Cruising派で、忽然と一人出かける行動力には定評がある。e0183673_6554727.jpgまた、なかなかのアイディアマンで、シングルで長時間のクルージングを乗り切るため、いろいろなアイテムを自作してもいるのだ。当然のことながら博識にして器用。目下は自ら冷蔵庫の修理中なのだが、残念ながらそのコストが新品購入代金を上回ってしまったと笑いながらぼやいていた。
そこにW井船長と同型艇のM口船長が来合わせた。ちょうどいいからと声をかけ、W井船長の斬新なアイディアの数々を見せてもらう。夏のLong Crusing必携の三種の神器は、背板、日よけ傘、ミストだ。特に背板はこれは良いと人気を博し、かのT田船長も早速取り入れ、これなくしてLongなしと言わしめたほどだ。確かに、人間ウン十年も二足歩行をしていると腰にガタがくる。陸でも辛いが海だとなお辛い時もあるのだ。しかもティラーのヨットは進行方向に向かって横向きの操船。e0183673_6563935.jpg上半身というか首だけを進行方向に向け、無意識にバランスを取りながら座っているとガタのきた腰が悲鳴を上げる。背板というW井船長のアイディアは正に朗報で、腰の負担を大幅に軽減し、更に転寝も可という代物。小林製薬風に命名すれば、「腰痛にはコシ楽っく!」と言ったところか!?(実は小林製薬は来るべき超高齢化社会を見通して、バカバカしいほど分りやすいネーミングを一貫してきたのではないかとかねがね思っている。)私の艇とはコックピットやスタンパルピットの形状が異なるので悩ましいのだが、是非工夫してみたいアイディアだ。三種の神器どれもが彼らしい工夫が凝らされており、傘の小蔭で下背板に横たわり、涼しげに海を渡る船長の姿が目に浮かんでくる。
いいねぇ、好きだなぁ、こういう工夫!
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by 50SanKai-club | 2013-08-09 06:58 | 海遊び  

2013.07.27-28 なりゆき de BBQ

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土曜日未明、先週のO田船長のマリーナ来訪と、それに先立つT田、O田両船長の三宅島紀行をBlogにUPし、その旨をメールで関係者に知らせた。そのメールに「明日は焼肉でいきましょう!」と書き添えたことが発端で、いつの間にか焼肉がBBQになり、T田船長はそれじゃぁ炭火で!となって、なんとまたO田船長までが2週連続で来ると言いだした。
e0183673_6443433.jpg朝はゆっくり自宅を出てマリーナに着く。早出も考えたが、Blogを書き終えて横浜方面を望むと黒雲に稲妻で、防災情報も雷・豪雨注意報だった。来てみると天気は回復していたが、マリーナ旗はご安航を祈る+注意。微妙な感じだ。先着していたS飼船長に聞くと、やはり未明に激しくひと降りあったらしい。
風はあるので日陰なら凌げそうだが、ビミニトップを改装中でデッキに日陰がない。残った縫製作業を急ぐことにしてキャビンで始めるが風通しを良くしても汗が滴り落ちてくる。苦闘の末、出来上がったビミニを張ってやっと涼しさを手に入れた。さて、話をなりゆきBBQにもどそう。
やっとできた日陰で涼みながら、なぜ焼肉がBBQになったのか?一両日のメールを読み返してみた。元々は先日衝動買いした焼き肉プレートを使ってみたいと思っただけで、コンロにのせたプレートに出来合いのプルコギをジュージューすればいいやぁといった単純な発想だったのだが、よくよく読み返してみると、それを本格炭火BBQにエスカレートさせたのはT田船長だった。e0183673_6453246.jpgお手軽焼肉コースと炭火BBQではおのずと準備と心構えに格段の差が生じる!BBQなら食材、炭の調達はどうする? 七輪なのかBBQコンロを用意するのか? 或いは第三の道具なのか?はたまた雨が降ったらどこでやるのか・・・う~ん、ハードルが高くなる!しかし、そんな杞憂は無用だった。すべてT田船長が準備万端用意して来てくれたのだ!しかも船上用BBQコンロまで。スーパーマリンサービスマンT田は今回はスーパーケイタリングサービスマンに。船の作業同様、用意周到にして徹底的なのだ。彼は船に着くなり早速準備に取り掛かり、みんなが集まる前に余裕でスタンバイ。素晴らしい。私はただ見守るだけなのだが、準備が進むうちに喉は渇き腹が減って来るから不思議だ。
e0183673_6492488.jpg一方、今日の顔ぶれ中、一番遅くなったメンバーはO田船長で、例によって人の制止も聞かずに青梅近くからチャリンコで来ると言って出発。案の定多摩川沿いに沿海部まで出てマリーナに向かったらしいのだが、横浜駅付近で迷子!その後もうろうろして石川町までたどり着き体力の限界に阻まれ電車輪行してきたらしい。いや~、何にせよ無事でよかった。お疲れ様!「それにしても何か大事な要件でもあってまた来たの?」と私。「いやー、BBQだと言うんで・・モゴモゴ」・・・・。私の開いた口から肉がこぼれ落ちた。
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by 50SanKai-club | 2013-07-29 06:51 | 海遊び  

2013.07.20-21 夏の夜話

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大忙しだった土曜日、マリーナに着いてT田船長のお陰で懸案の作業も片付き、昼メシまでご馳走になってのんびりしていると、旅行帰りのO田船長がやって来た。遠く北海道の友人を訪ねての帰りだと言う。S飼、T田両船長と私で迎え、夕刻から飲み始める。
e0183673_4582948.jpgT田船長はつい先日、O田船長の船で一緒に三宅まで行ってきたばかりだ。T田船長がO田船長の係留地、三浦半島の先っちょまで陸路で行き、O田船長と合流してから船を出したらしい。聞くと午前1時頃まで飲んでいて出発が未明というからさぞきつかったことだろうと思う。しかも当日の予報では外は3mからのうねり。私も人ごとながら気にはかけていたのだった。とにかく二人は船を出し沖に向かうが、ご両人の弁ではジェットコースター並みのうねりでコマセを撒き散らしてのセイリングだったらしい。この間の様子は実況でメールが届いてはいたが、私はうねりのきつさの形容だろうくらいにしか思っておらず、e0183673_5291541.jpgまさか本当にJames Brownの“Sex Machine “、つまり“Get up, get on up”(ゲロッ、ゲロッパ!)だったとは知らなかった。深酒、寝不足とは言え、このOld Salt二人がJames・Brownしてしまうくらいなのだから相当揺れたのだろう。
苦節12時間?、島に到着した直後と思われるショットをよく見ると心なしかT田船長のお目メがうるるん状態(T_T)/~~~に見えて来るのは私だけであろうか!?(汗) 
他にも三宅での様子を伝える数枚のスナップも見せてもらった。やはりかの島まで行くと海の色が違う。のんびりとした漁港、吹きわたる風。小高い丘で世界平和を祈念する?O田船長。三宅まで行けば港もさぞ空いていたのだろうと聞くと大型プレジャーボートが数艇来ていたらしい。e0183673_5303860.jpgまた、決まってそういう船の中には横柄、ノイジー、無神経な連中まで積み込んで来ている場合が多い。やたらイキガッタ若い衆を従えて騒音と不愉快さを撒き散らすことでしか自らの存在感を感じられないような連中だ。エンジンはかけっぱなし、ダサーイ音楽を大音量で流し、これもまたお約束のように花火をおっぱじめる。いやはや即物的で度し難い。まぁ、それぞれの夏だからそういう連中と出遭ったらそういうものだと思って諦めるしかないのだろうが・・・。
帰路は、確か天候も思わしくなく、新島に寄ってからの帰港だったとのことだ。O田船長曰く、往路は途中大島にでも1泊してから行くのだろうと思っていたが、e0183673_5321726.jpg(T田船長が)直行だと言うので驚いたそうだ。しかし、もし寄っていたら(海況、天候の具合で)三宅までは行きつけなかっただろうから直行で正解だったとのこと。
休みと海況の折り合いの良し悪しは、特に仕事を持っている現役世代セイラーにとっては永遠の課題なのであろうが、今回の二人もよくあの予報で船を出したものだと感心する。
とにもかくにも二人の無事を喜びながら美味い酒を飲めてよかった。
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by 50SanKai-club | 2013-07-27 05:33 | 海遊び  

2012.08.31-09.02 納涼船長ミーティング@長津呂荘

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去年暮れの忘年会転じ今年の新年会の予定がご破産になり、アレヨアレヨといっているうちに盛夏。今回は自分の退職、船の入れ替えなどなど落ち着いていられない状況なので、三浦半島先っぽ、宮川に移ったO田船長に幹事を引き受けてもらった。場所ははや4回目となる城ヶ島・長津呂荘。もはや定宿と言っていいだろう。
前日YBMに入り、洗濯済みのクッションカバーの取り付け、残るクッションの清掃、チーク合板の剥離修理などなどを済ませた。夕食をS飼船長と満月の宵を楽しみながらとっていると、e0183673_518534.jpg夕暮れの中、S飼艇の隣のG藤船長艇がご友人たちと賑やかに戻って来た。午後からセイリングを楽しんだ後、マリーナで夕食を済ませて帰って来たのだそうだ。G藤船長も今年Y26Ⅱに乗り替え、随所にセンスの良いアレンジを施しておられるので何かと参考にさせていただいている。今日も戻ったばかりの船長にお願いして、航海灯やキャビンライトのLED化をつぶさに見せていただいた。船長にはいつも快くアドバイスをいただけるのでとてもありがたい。実際、後日幾度かの細々しい問い合わせにも親切な回答をいただき大いに助かった。
翌9月1日昼前、予報よりも早く崩れ始めた空の下、今回の幹事役が待ってるよ~んと言った宮川に向かう。着いてみると幹事殿は明日のレース艇に同乗とのことで洋上の人・・・。e0183673_1862049.jpg
はてさてどうしようかと見回すと、Y田船長が船におられた。ちょっとお邪魔して話しこむ。駐車場の関係で長いもできず、14時半過ぎには長津呂荘に到着。折しも突然の大雨に、磯遊びの家族連れや観光客達が慌てて身支度をしたり、土産物屋の軒先に飛び込んだりしている。道端でお父さんがびしょ濡れになりながら、小さな兄弟に代わるがわるTシャツを着せ、サンダルを履かせている。そんな光景を目にすると、一瞬、頭がタイムスリップして、わが子の幼かった頃に飛んでしまう。嗚呼、あの頃は若かった!
皆が集まる時間までまだずいぶん時間がある。宿の主人について二階に上がる。部屋はいつも通り大きな角部屋と向かいの二部屋。手前には広く変化に富んだ城ケ島の磯を配し、天気さへよければ正面に大島を望む開放的なロケーションだ。みなが来るまでにと部屋を冷やし、雨も小降りに
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なったので一旦外に出る。昔ながらの土産物屋が並ぶ狭い小道をバス通りの方に戻る。軒先に吊るされた貝殻細工の土産物、イカやサザエなどを炙る香ばしい香り。ここにはまだ昭和の海水浴場の原風景が残っている。
宿に戻り、ゆっくりと風呂を使わせてもらってさっぱりとしたところに、先ほど宮川でお邪魔したY田船長が来られた。風呂を勧め、幹事は?と聞くと、今買い出し中だろうという。やがてA井船長も到着し、ほどなくO田幹事がデッカイクーラーを持って現れた。そのクーラーを置くより早く冷えたビールをもぎ取って流し込む。う~んまいっ! e0183673_18124326.jpg
16時頃には、参加者9名全員が揃う。外は相変わらずザーッと来ては止み、時々雷鳴の轟く空模様だ。各々ひとっ風呂浴びて潮を流した後は、長~い食前酒パーティー?の始まりだ。今回の納涼会はほとんどが宮川勢。YBMからは初参加のH澤(弟)船長と私だけというちょっと残念な結果になった。元々の主賓的なA田船長も体調がすぐれないというので欠席。ちょっと寂しいし、心配もしている。その代わりという訳ではないが、宮川からはYBMにも来てくれたM田船長も含め、New Faceが4人。私より少し年輩のH野船長。どう潜り込まれてしまったのか、明日のレースに幹事のO田船長を乗せる羽目になった若いS良船長とK保船長達が初参加してくれた。
下の金波大宴会場で夕食が始まった。この辺りでは評判の良い料理と言うだけあって、マグロ、ヒラメの刺身をはじめ、品数、味ともに納得の膳である。e0183673_18161561.jpg先ほど来の食前酒で気心も知れたように、和気あいあいと膳を囲んで話に花が咲く。やはり一年に一、二度、こうして顔を合わせ、四方山話に耽るのも悪くないものだと思う。海や船、旧友の近況、身の回りの出来事、そしてオヤジらしく、健康の話と子や孫自慢。(笑)となにくれないものばかりなのだが、日ごろ見られぬ顔を見て、酒を酌み交わし、笑顔に応じながら話に興ずる。まことにアナログにして人を朗らかならしむる集まりではないか。
膳の切れ目が宴の切れ目。再びほろ酔い気分でドタドタと二階に上がり、呑み助ばかりが綺麗に敷き詰められた布団の脇で二次会を始める。Y田、A井、M田、H澤船長に私と言う面々だ。そのうち一人二人と横になって時刻も忘れて夢の中。
昨日同様の荒れ模様のまま朝を迎えた。大島もほとんど雲の中である。朝食はレースに出る面々に合わせて7時。正しい日本人の朝食!をいただきながら、保田での再会を約束して第八回船長ミーティング@長津呂荘はめでたく閉幕した。幹事さんご苦労様。
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by 50SanKai-club | 2012-09-07 18:19 | 海遊び  

2012.08.18 夏休み日記帳 Part3

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18日早朝、日の出直前の極彩色の空をカメラに収めてから通りを渡って山下公園に出た。この通りと公園は今でも横浜らしいなと思う。早朝の公園には老若男女いろいろな人がいろいろな目的で現れる。私の場合は喫煙だ。お行儀良く携帯灰皿持参である。昨夜の中華街といい、この公園といい、清掃ボランティアがいる反面ゴミが多い。民度が低いのか「旅のゴミはポイ捨て」の輩が多いのかわからないが少し気になる。ファストフード、コンビニの類はすべからく自店舗のTakeOutに伴うゴミに責任を持つべきだ。また、急に街角からゴミ箱を撤去したこともポイ捨てに拍車をかけてしまったのではないか。今や老いも若きも立ち食い、歩き食い天国なのに捨てる場所がなくなったわけだから。
e0183673_5183083.jpg今日は東京に戻らねばならない。今夜、学生時代のアメフトチーム創設40周年記念パーティーに出るためだ。T.R.Jets。アーバンリーグの同好会チームで明治学院大学の連中が中心。街の同好会チームが40年間活発な活動を続けているというのも稀有だと思うが、成蹊大学のアメフトから、言わば外人部隊の私を快く迎えてくれ、リーグチャンピオンの喜びも共にした仲間たちだ。夕方、表参道の会場に向かう。40年振りの顔はどんなだろうと、これは想像もつかないのだが、覚えている名前を頭の中で呼び起こしてみる。
会場のLocanda F.Q.は人でいっぱい。聞くと現役プレーヤー30人、OBが約40人来ているという。中は熱気でムンムンだ。入口から懐かしい顔、顔、顔だ。ただし、面影はあるが名前や当時のポジションははっきりしない者もいる。太ったり白髪頭だったり禿げたりしてはいるが、記憶をたどって話をしているうちに徐々に当時の面影が蘇って来る。e0183673_5191313.jpg
チーム創設時の話を聞くと、どうやら私が所属していた頃は創設2~4年目くらいのようだ。毎週多摩川のグラウンドで練習し、そしてリーグ戦。また、夏休みには何日もかけて伊豆半島をめぐって遊んだものだ。
パーティーはJazz & Latin Vocalist麻生ミツキータ光稀さんのミニライブで更に盛り上がる。私もまたいくつか懐かしい顔に出合って旧交を温めていると、アナウンスと共にギタリストのChar氏が飛び出してきた!?彼も明学でチーム創設メンバーたちの旧友だったようだ。どうもさっきからどこかで見たような顔だと思っていたが、皆も同じなのか会場が一瞬どよめいた。彼はサッとギターを受け取るとRay Charles の“What'd I say”で一気に会場を爆発させた。流石だ~。もちろん私は以前からファンなのだが、最近の大和ネクスト銀行の秀逸なCM、Otis Reddingの名曲、“Sittin' On The Dock Of The Bay”の鮮やかな演奏はクールで大好だ。
パーティーがそのまま二次会に突入する頃、明朝、逗子行きが控えているので会場を後にした。元来無精で、同窓会のようなものは避けてきた。つまりは、あまり後ろを振り返らずに生きてきた60年なのだが、恐らく人生で一番良き時期を共にした友人たちに囲まれると少々考えを改めたほうがいいかなと思った。これからもたまには旧友たちと酒を酌み交わすのも悪くないだろうと思うと、少し若返ったように力が湧いてきた。
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by 50SanKai-club | 2012-08-23 05:25 | 徘徊  

2012.06.23-24 恋する季節!物欲の果てに・・・

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鬱陶しい梅雨だが三週間ぶりに雨のない週末になった。新春に還暦を迎え、サラリーマン生活も残すところわずかで一区切りがつく。いつまで船に乗っていられるのだろうなどと考えることもある今日このごろ、普段めったに見ない中古艇のサイトをみると魅力的な船が目に飛び込んできた。e0183673_13563098.jpgYAMAHA26ⅡS。写真を見る限り綺麗な船で、内容が大変魅力的だったのだ。曰く、「エンジンはヤンマー2YM・セイルドライブ。載せ換え後殆ど使用しておらず新品同様。」・・・・。
それでも財布からホイッと出して買えるものではないし、もう一艇NJYのリベッチオのリメイク艇のほうが価格的には現実的だったこともあって、毎朝眺めては妄想をたくましくする、いわば若い頃のピンナップガールと諦めていた。
そんなある日、また朝から耽ろうかとサイトを立ち上げると、なんとガバーっと値引きされているではないか!う~ん、こりゃ大変だ。e0183673_13583422.jpgちょうど不意に動いた付けえさに思わず飛びつく魚のように取り扱い業者に連絡を入れたのだった。業者のヤマダマリンロフトの山田氏はとても親切。つい、お言葉に甘えて取り敢えず週末見学させてもらうことにした。
そうでなくても久しぶりの雨なし週末なのでいつものS飼、T田、W井にはイッパイどうですかと声をかけていたところだし、みなさんにも相談に乗ってもらうことにして、特に船に詳しいT田船長には是非にと応援を頼んだのだった。
最近にしては珍しく早朝に、しかもワクワクドキドキしながらのマリーナ入だ。S飼船長と桟橋で行き合いそのまま一緒にYMAHA26へ向かう。キャビンに入るとガランとして広い。e0183673_13594283.jpgバウハッチを開け風を入れてやる。台風4号一過で雨漏りでもあるのだろうか。ビルジもシート下もすべてドライなのだがシートクッションがどれも湿っている。
エンジンルームを覗いてみる。うぉ~、ピカピカの2YMじゃ!しかもアワーメーターは29.7で止まっている!
コンパニオンウェイから顔を出すとちょうどこれと同型艇のEX仕様に乗っておられるT中船長がついたところだ。早速足を運んでもらってこの船のチェックポイントなどを教えていただいた。
そんな調子で一日中、そわそわと自艇とYAMAHA26との間を行ったり来たりして楽しんだ。昼近くにはW井船長、午後には海路O田船長がM田船長を乗せて三浦半島の先っぽからやって来た。M田船長は昨年、長津呂夏の陣の際、宮川でお世話になった方だ。そして夕方にはT田船長も到着し、夜の宴は久々に賑やかに盛り上がった。e0183673_1405814.jpg
何の話に?もちろん船の話である。それぞれにみな船の乗り換えについては考えているところがあるようで、思わず頷くことしばしば。西の方によさそうな30fが見つかり、「ご成約」寸前までいったが売り手からもう一年乗りたいと言われたとか、私同様乗り換えるのならあと少しは時間のある今のうちだと思うとか、やはりみんな一緒なんだなぁと思った。私もまだ50歳くらいであればのんびり考えても良いいところなのだが、還暦ともなるとこれをすぎてから乗り換えていつまで乗れるのだろうかという「漠然とした不安」がある。自由な時間と経済力がたっぷりあればそうでもないのであろうが、一介の平凡なサラリーマンにとってはそうはいかない。なぜならニッコロ曰く「幸運の女神は前髪が垂れていて後ろには髪がない」のだから、ブツブツ・・・。e0183673_1414520.jpg
酒の回った頭でただ単に己の物欲に相応な正当性を考えているうちにずいぶんと夜も更け、最後にもう一度とまたまたYAMAHA26をみんなで見に行ってお開きとなったのは午前零時ころだった。
翌朝、みんなで早めの朝食をとって三浦半島組を見送る。帰路のほうが風はよさそうだ。今度は保田か三崎で会いたいね!(新しい船で、フフフッ♪)
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*T田船長に多数の写真提供をいただきました。ありがとうございました。
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by 50SanKai-club | 2012-06-27 04:52 | 海遊び  

2011.08.06-07 第七回 船長ミーティング@長津呂荘

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珍しく夏らしい土曜日。今日は恒例の船長ミーティング@長津呂荘の日だ。どうせ泊まりがけでイッパイやるわけだから雨だろうが雪だろうが・・・と思うのだが、そこは気分というものだ。今朝は早朝に出て、マリーナに寄って・・・と思っていたが、昨夜の夜更かしが祟って6時半過ぎの出発になってしまった。e0183673_561176.jpg最初の行き先は宮川のA井船長が船底作業を繰り広げるという油壺造船だ。8時半頃、手掘り?トンネルを抜けて海賊の隠れ家のような造船所に到着すると、ちょうどA井船長の船を陸揚げするところだった。車を停め、桟橋から手を振るが船長は怪訝な顔つきで目を凝らしている。やがて愛艇SK25からテンダーに乗って上陸すると、「な~んだぁ、gkさんかぁ。e0183673_594929.jpg本当にこんな早く来るとは思わなかった。」であった。(笑)A井船長のSK25は確か国産ではバラスト比ナンバーワン。ワタクシの憧れの船だ。因みにずっと差がついて第2位がBlueWater。一人で大変じゃないっすかぁ?というが、毎年のことだからおっしゃる。そう、ワタクシも毎年基本的に一人でやるが、25Feetなら無理な話ではない。それにワタクシも、年に一度は船底と向き合ってみるのもいいものだと思っている。作業前に時間をとらせても悪いので、頑張ってくださいと声をかけて宮川に向かう。O田、T田両船長と落ち合うのだ。
夏の輝きの中に見る宮川は素晴らしくのどかで美しい。e0183673_5105665.jpgゲートをくぐるとポンツーンの向こうに船でくつろぐ二人が見えた。しばらくO田艇で談笑していると、O田船長が出港準備をしていた別の船の船長に話を付け、みんなでお邪魔することにしてきた。すっかりO田艇で出るものだとばかり思っていたので聞くと、時々ほかの船に乗せてもらっているのだという。そのためかどうも宮川では最近「O田船長はLongしか船を出さない。」という噂が定説になりつつあるらしい??
お世話になる船の船長M田さんは快く我われを迎えてくれて9時半頃に出港。狭い港口を出ると左舷側はずっと先まで定置網だ。東京湾から三崎に入る時によく船がトラぶる、ちょっと有名な定置網で、悪く言う向きからは「船捕獲用定置網」などというあまり芳しくない称号を与えられたりもしている。

お陰で三崎港東口を横切ってずいぶん沖だししてから城ケ島方向に舵を切ることになる。大きなうねりが小山のように押し寄せる。乗せていただいているM田艇は2GM搭載のルボン。元気よくうねりを乗り越えセイルアップできる地点まで出る。風はどうだろう、6~7mくらいだろうか。手際よくセイルがあげられるとパッと風をはらんで速度を増していく。いや~気持いい~!e0183673_5134936.jpg
海から見る三浦半島先端部は、これもどこか遠い島々の佇まいに似て美しい。O田船長は早速持参のダボを曳く準備。つい先ごろスキッパーM田・漁労長O田コンビで良型のサワラをあげたらしい。船は夏の快晴に岩肌を輝かす城ヶ島を見ながら西へと進み相模湾に入っていく。快晴下、西南西の風を登りながら岬めぐりを十分に楽しんで、三崎港を抜けて宮川に戻ったのはお昼頃だった。昼飯はO田亭のそうめん。用意があるのかと思えばこれから買出しという。この辺がO田船長の憎めないところでつい吹き出してしまうのだ。しかも買い物は誰かに行ってもらいたそうな口ぶりのO田船長。バイクで来ていたT田船長が行ってくれることになって嬉しそう。(笑)e0183673_5144357.jpgしかしその後は実に甲斐甲斐しい働きぶりで、シャキーンと冷えたおいしいそうめんの出来上がりとなる。
「よ~く働くねぇ!」と冷やかすとご本人曰く、ここに来てくれたからにはちゃんともてなすとのこと。現に先日も三宅を目指して途中寄港したT田、W井船長の時もいろいろ尽力してくれたと聞かされている。いよっ、ご立派!
先ほどお世話になったM田船長も愛妻弁当を差し入れてくれて、美味しく楽しい昼食をご馳走になった。みなさん、ご馳走様でした。
泳ぎたくなった!というO田船長をよそにワタクシとT田船長は3時頃まで日陰に隠れてマッタリとする。うとうとしかかるとO田船長が自船だけでは体力をもてあましてか、一家団欒の船にまで泳ぎ渡ってプロペラ掃除をやろうかと言っているのが聞こえる。海からの急襲に遭ったその家族は驚きのあまり恐縮することしきりの様子だ。とにかく世話を厭わないのがO田船長の信条なのだ。
元気印O田船長の気の済んだ頃、本日のメイン・イベント、恒例の船長ミーティング会場である城ヶ島・長津呂荘に向かう。O田ちゃりんこ(自転車)、T田バイク(オートバイ)、ワタクシブーブ(自動車)という、まるで右肩上がりの昭和の縮図のようなまとまりのある姿にて出発し、ワタクシとT田船長は途中で午後のお飲み物、おつまみの類を買出して宿に到着。
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すでに我々3人以外のメンバーは概ねお集まりであった。今回は11名。A田、A井、O田、S飼、T田、H澤、H沼、F谷、M口、Y田諸氏とワタクシである。夕飯までのひと時は、これも恒例となったがAperitif(食前酒)をやりながら文字通りゴロゴロする。油壺で船底作業中のA田船長もシンガリで到着し、面子もそろって話もビールも進む。中でもT田船長は、W井船長(今回は所用で欠席)と、つい2週間前三宅島に行ってきた。そのときの写真をみんなで拝見しながら島巡りに花が咲く。e0183673_5222726.jpgみなそれぞれに近況やら船の話でひとしきりおしゃべりに興じた後、ひとっ風呂浴びてさっぱりしたところで夕食となる。一階の和室二間をぶち抜きにした宴会場に長いテーブル。海辺の宿らしい料理が並んで宴会の始まりだ。
毎回のことだが我々の宴会はたけなわになっても、仕事の飲み会と違って徳利片手に歩き回る輩もなく、概ね自分の席にどっかりと腰を落ち着けて周り同士でワイワイガヤガヤとやるのだ。たまにみんなの話が一つになったり、また分かれて別々の話にもどったりして聞いていると面白い。飲むも飲んだり、食べも食べたりした後は、また二階の部屋に河岸を変えてゴロゴロ、ちびちびとやる。それを潮に早く部屋に引き取って休む人もいて気ままでよろしい。
そのうちお開きとなって横になるが、真夜中から表の磯で若者が大声ではしゃぎ出す。眠りが浅くなるたびに五月蝿い。最初に気がついたのは2時頃だった。朝方まで何度か煩わされるが、ああいう類に付物の花火がなかったのでさほど苦にもならなかった。しかし、うとうとしながら思うに、五月蝿くもあるがやはり若いというのはいいものだと少し羨ましく思えた。
e0183673_523447.jpg全員無事朝を迎え!?、これもまた海辺の正しい和食を頂く。しばらくすると「お代わり!」の声がそこここでする。「居候、3杯目にはそっと出し。」などという川柳を思い出すが、もちろんワタクシたちは居候ではないし、しかもまだ二杯目。ついでに「居候、亭主の留守にしそうろう。」なんていうのもあったっけ、などと余計なことまで思い出して可笑しくなる。う~ん、まだ少し悪い酒が残っているようだ。
とにかくみなさん食欲旺盛!今日も元気だ朝メシが美味い!
玄関でお約束の記念写真を撮り、「また冬に!」と言い合って今回も恙無くお開きとなった。
想えばこの集まりも2008年1月、BlueWaterのレストア祝いを兼ねた新年会で出た話が実を結んで、今回で4年、7回を数える。定宿は葉山から城ヶ島に移ったが、また今年もみんな元気に忘年会で会えるといいなぁと思う。
そのときまで皆々様、ご安航を。

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by 50sankai-club | 2011-08-10 05:27 | 海遊び  

2011.07.23-24 くらげ

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夏だというのに肌寒い朝だった。早めに家を出る。実はこの日2時半に目を覚まし、Hot Coffeeを点ててごそごそとやっていた。いっそもう一度寝なおそうかとも考えたのだが、そうこうしているうちにもう5時半。外は明るい。いつものように土鳩が夏の朝を告げいている。予報はチェックしていないが風もないので早く行って船を出そうかと思ったりしたのだ。私の早起きは昔からだ。眠っていられるのは5時間。どうも眠り続ける体力に欠けているようだ。若いころ、一度心配になって医者に相談したことがあるが、人それぞれで心配ないそうだ。山遊びや海遊びには誠に都合がよい欠陥なのだが、週日は午前中に一度睡魔に襲われるので辛い。e0183673_16293130.jpgそんな時は早めの昼食後、森羅万象に思いをはせながらじっと瞑目させていただくことにしている。それはともかくマリーナには早く着いたものの都内と違って北寄りの風がビュービュー吹いている。8m以上はありそうだ。思惑は外れたが仕方ない。やろうかと思っていた宿題のような作業もどうやら今取り掛からなくてもよいようなので早々と片付け、キャビンにもぐり込んでひと眠りすることにした。
昼食を一緒にと言っていたS飼船長に起こされ、自家製の辛み大根でおろし納豆そばをご馳走になる。この大根が素晴らしい!e0183673_16335017.jpgご本人は普通(青首)の種をまいたとおっしゃっているが、出来上がりは立派な辛み大根。大根の辛さは生育条件に負うところが大きいというから、その辺の妙なのかもしれない。厳しければ辛く、恵まれれば甘くなる。人間と同じなのだ。子供の時分は大根は辛いものだと思っていたが、いつの頃からか見かけなくなり、今では絶滅したのではと思えるほどなのだが、S飼船長の大根は本当に辛くてうまい。私はどうも水っぽいだけの大根は好きになれない。特に焼き魚のときなどはいただけない。やっぱり平たいものでバシッと舌を叩かれたような痛い大根の辛さが好ましい。先々週だったか、あまり絶賛したので今日はお土産分まで持ってきてくださったのだ。ありがたいことです。
e0183673_16343544.jpgところで今日の港内の海水は綺麗で温かいが、すごい数のクラゲが大挙して押し寄せている。強風に自由もままならないのか、風下に吹きだまっている。よーく見ると半透明の水クラゲが上に下に大量に浮遊し、海面に映る空の模様と合い間って不思議な美しさだ。写真にすると微妙な奥行きと透明感は分かり難いが、一枚パチリ。人間暇だといろいろと気付くものだと自笑する。
陽が傾いても相変わらず吹きやまない強風下、後から来られたW井、M口船長を交えて持ち寄りの宴会となった。これだけ毎週のように宴会をやっているのだから、もはや宴会の達人なのではないだろうか?しかし、だからなんだと言われると返す言葉に困るのだが・・・。とにかく持ち寄りとは言えメインディッシュまで到達できずにお開きとなったのは9時過ぎころだった。
e0183673_16352141.jpg翌朝3時少し前におめ目パッチリとなる。FM横浜のJAZZ Chronicleの時間だ。夜通しの強風もいつしか止み、あと1時間少々で夜明け。Coffeeをすすりながらキャビンから空を見上げる。今日の一曲目はHarry AllenのI’m not in loveだ。Art Pepper、Body and soul、Sergio Mendes、Waveなんていうのも懐かしい。いろいろな記憶や思い出がよみがえる。そういえば7月24日は「河童忌」。今から84年前の今日、今頃、「唯ぼんやりとした不安」という言葉を残して芥川龍之介が自殺したんだ。ハッと思う。今は日本中がそんな気分だなぁと思う。
愚図愚図居座っていた台風の去った美しい夜明けを眺めていると、今次の国難とその後この国を覆い尽くしている不安から、一人でも多くの人々が、一日でも早く立ち直って元気を取り戻してもらいたいと心から願わずにはいられなかった。


追記;辛み大根は種類も豊富にあることが分かりました。(一安心!)
    
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by 50sankai-club | 2011-07-24 16:35 | 海遊び