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150620 船底作業最短記録

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心配していた天候にも恵まれ、今日は良い船底作業日和になった。
昨年から船底作業を「5月以降、シーズン・イン前」の間にした。年々夏が長くなってきているからだ。
船底塗料は黒。こいつが良い。さまざまな色を試したが、今までで一番、藻類や貝類の付着が少ないようだ。
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今回は、上架からT田船長が助っ人に来てくれた。船全般に詳しいばかりではなく、ヤードスタッフとも親しいT田船長のお陰で、時間も無駄なく使えた。お陰さまで上げたその日に作業終了。午後のラストで下ろせるという、史上最短の船底作業になった。今夜はT田艇に泊めてもらって、明日また作業と思っていたが、その日の内に自艇に泊まれる。
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下ろした自艇でポンツーンに戻ると、M口船長が買い出しも済ませて待っていてくれた。ありがたいことです。いつものように食後の美味しいCoffeeまでご馳走になって、何もかも満足な一日でした。
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T田船長、M口船長、ありがとうございました!
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by 50SanKai-club | 2015-07-05 06:27 | 海遊び  

2014.05.31-06.1 作業は道具?? いやいやお友達です!!

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今週は高気圧ド真ん中。嗚呼、予め連絡取り合ってちょこっと遠出でもすりゃー良かった!と後悔しながらも、夏本番に向けての宿題、ビニミの改修が焦眉の急となっていて悩ましい。ビニミの高さをブーム直下までかさ上げするには幹であるパイプの延長が必要なのだが、なかなか良い継ぎ手が見つからないのだ。仕方なく自宅近くのホームセンターで次善の継ぎ手を購入し、今日は何としてもやり遂げるつもりで家を出た。しかし、それにしてもいい日和。早く着いたことでもあるのでちょっと出そう!
e0183673_6152522.jpgS飼船長はすでに出港しているようだ。はやる気持ちを抑えながら出港準備を整え港の外へ。いざセイルアップの段になると途中で上がらない!スライダーがつかえたのかとマストに行くと縮帆リングにフックがかかったままなのだ。あれれ、そういえば前回出港は昨秋だっけ。吹かれて縮帆したまま半年以上経っていたことに気づく。やれやれ。一連の縮帆解除作業を終えて無事フルセイルで滑り出した。先行のS飼船長と連絡はとれるが目視できない。風はほぼ南、約3mくらいだろうか。エリア、エリアで萎えたり吹いたりはしているが観音崎方向は上りとなる。e0183673_6161490.jpgしばらくタックしながら上るが、八景沖にはディンギーの群、その前方には遊漁船の塊。ちょうど次のタックでどちらかの集団に突っ込むかというところでジャイブして戻ることにした。風も落ち始め、追手ではセイルがばたつくばかり。船底作業直後だし、機走速度を見てやろうと、ジブをたたんで機走に切り替える。2000回転4ノット。2500でほぼ5
。3000回転で6ノットに達するが3500以上回しても7ノットほど。それでも船尾はモーターボートのような波が立つ。続々と出てくるヨットをかわしながら帰港した。
e0183673_617574.jpg先に帰ったS飼船長が舫いを取ってくれ、冷たい飲み物もご馳走になっていよいよ作業と向き合わなくてはと船に戻る。ビニミに取り掛かる前に電源コードの交換をしようと新しいコードの買い込んできた。もうだいぶ古くなってコードカバーの中でよじれによじれ、プラグ内で断線しているようなのだ。ようやくその作業を始めるとS飼船長が手伝いに来てくれた。そうこうしているうちに今度はT田船長も到着し、S飼、T田の最強コンビで作業再開。自分ひとりなら、きっと電源コードの交換だけで今日はお終いとなったことだろう。サッサとコード交換を終えビニミ改修に着手してくれた。こういう場面では何度も二人に助けられ技術の確かさに感嘆してきたが、今回もあっという間に完ぺきな仕上がりとなった。本来、一番働かなくてはならない私はと言えば、かろうじて寸法を決めたのと穴あけ作業でパイプを抑えていたくらいのもので、まったく情けない限りだ。e0183673_6174516.jpg
すっかり時間を取らせてしまったT田船長は16時くらいから出港。後から来たM口船長も船を出し、S飼船長と私で買い出しに行く。一人BBQのつもりで来たT田船長のメニューに買い足す格好だ。やがて二人も帰港しお約束のBBQ。今宵もサンバの国のコケコッコを炙って頬張る。T田船長がキャビンから美味いミディアムボディーの赤を出して来て振舞ってくれた。先週と違って穏やかな過ごしやすい宵を満喫し、最後にM口船長艇で挽きたてのコーヒーをご馳走になり満足しきって本日終了。本当にありがたい一日でありました。
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by 50SanKai-club | 2014-06-03 06:18 | 海遊び  

2014.05.10-11 腹黒

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一昨年の12月に船底作業した後、昨年の同じ頃の予定日が荒天だったこともあって一旦予約を取り消し、連休明けに伸ばしていた。天候に恵まれますようにとの祈りも通じ、まずますの週末になりそうだ。上架前日の夜から船に泊まり込んで待機するが、一両日吹き続けている風だけが心配だ。ラジオの気象情報を聞きながら早めの朝食をとっていると北寄りが沿岸でやや強くと報じている。時間は6時半。未明まで穏やかだったがそろそろ風が出てきたようだ。手早く準備を済ませて取りあえずポンツーンから船を出し、万一吹かれても予定時刻の9時には上架ポイントに行けるように桟橋の端に舫う。今日は隣のT田船長も11時半上架で早めに来るといっていたので、顔を見てから舫いを解こうという訳だ。e0183673_6181156.jpg
作業用具の点検も終わりのんびりしていると7時半頃にはT田船長が到着。ポンツーンを出るときに船長の船にメモを残してきたのだが、大声で名前を呼びながら探している様子。こっちこっちと答えると自分もすぐ船を出すから上架ポイントまで行って待とうという。あっという間にポンツーンから抜け出してきたT田船長艇の後をついて港内をゆくが、2艇とも亀のように鈍い。まぁ、1年半の養殖の成果なのだろう。
上架施設のまん前の桟橋に1列縦隊で舫う。もうその頃には北東風がさざ波を立てていて、早めにやってきて正解だった。e0183673_620640.jpg青い作業服でタバコを吸ったりうろうろしていると通りすがるオーナーさん達が気さくに挨拶をしてくる。きっとこの手の作業員と思われているのだろう。T田船長はと言えば、船を止めるなり塗料だの道具だのを予め積みだした方が便利だとカーゴを用意してくれたり、ちゃっちゃとお湯を沸かして美味いコーヒーまで入れてくれた。ありがたいことです。
いよいよ時間となって船を上げる。スタッフが間違えてセイルドライブにベルトをかけてしまい慌てて降ろす。当惑した様子で曰く、「26でセイルドライブって他にないから・・・言ってくれなくちゃぁ~。」オイオイ、自分ところで付けた船だろうが!e0183673_6211013.jpg第一上げる船の情報くらい見ておくのがプロってもんだろう。ボーっとして仕事しやがって!とは言わず、そーだねぇとやり過ごす。かけ直したベルトで船が吊あげられるに従って、1年半水面下でうごめいていたものが段々と白日の下に露わになってゆく。すっげぇー、キールエンドのバランサーなどはプードルのようになっちまってる!海洋生物恐るべし。モッサモッサ、ドカドカと船底の付着物を落とす。T田艇もフォースのチカラを使って時間を早送りして予約時刻より2時間早く上架に成功! 2艇並んで作業を進める。T田船長は颯爽とダースベーダーに変身し、驚異のパワーで古い塗装を落とし始めた。父様も散歩がてらに来られて時折スクレーパーを手に息子の船を磨いていらっしゃる。お暑い中お疲れ様です。でも、お元気なご様子で何よりです。e0183673_6214958.jpg
上架し終わると、マリーナの作業スタッフがベルトをかけてしまったセイルドライブを念のため見せてくれとやってきた。T田船長が指摘してくれたらしい。エンジンルームを覗いて降りてくると、ベルトがかかったからというのではないが、エンジンベッドのボルトを増し締めしておいたとのこと。また、ギアオイルが多いが自分でいれたかと聞かれたので、今度ははっきりと、あなたのところで50時間点検してもらった後は触っていないと伝える。顧客の船のカルテなどは作っていなさそうだ。そういうのがあると一層信頼度も上がろうというものなのだが。
e0183673_630184.jpg一応きれいにしたところで眺めて見ると、前回設けた喫水線がやや深くなっている。さほど荷物を積み込んだ覚えはないのだが・・・。もう少し藻類の付着ラインに沿って塗装範囲を広げねばなるまい。また、今回は「船底塗料を黒にすると藻類などが幾分付きにくいらしい」という風聞を信じて、今までの白から黒に変えて見るつもりだ。果たして本当なのか!? 中には黒にすると付着物が分り辛いだけじゃないのか?などとするむきもあるが、とにかく船足を鈍らせ、給排水を弱める船底の大問題に少しでも効果が期待できるならやってみるべきだと思うのだ。しかし塗ってみると本当に黒い。腹黒い船になってしまった。1日目の作業も終盤に差し掛かった頃、S飼船長がチャリンコでやってきた。e0183673_6305133.jpg実はT田船長と私、今夜はどこで泊まろうかと悩んでいたところだった。S飼船長の登場で一人分は問題可決。私は車中泊でいこうと思いきや、S飼艇で3人皆泊まれるとのこと。いや、ありがたい!助かったと夕餉の買い出しまでS飼い船長にお願いして作業を終え、熱いシャワーでリフレッシュ。夜は‘S飼屋(エスカイヤ)’HOTELでくつろぐことができた。
翌朝快晴!朝食を済ませるとマリーナスタッフの来る頃に合わせて早めにヤードに向かう。
e0183673_6353917.jpgすでに1回目の塗装を終えているので、今日は塗り斑をつぶし、重点塗装部分を完成させるのだ。昨日キールの左舷側の大きな塗料剥離が気になったが、根本的対処は来年に回すことにしてひたすら入念に塗装を重ねておいた。T田船長がペラの塗装などなにくれとなく要所々〃を手伝ってくれたり助言してもらえるのでとてもありがたい。ただ、ダースベーダーなので何を言っているかが分からなかった。
e0183673_6361450.jpg私のが14時30分、T田船長艇が16時下架予定なのだが楽々午前中にやることがなくなってしまった。T田船長も同じで、降ろせるようなら早めに降ろそうということになり、またもやフォースのチカラをつかって11時過ぎには降ろせるようにして来てくれた。(でも、さすがに今回は「我がまま」と言われたらしい)
お陰さまで2艇とも昼には無事ポンツーンに帰還。S飼船長の好意で昼食までいただくことができた。e0183673_6381750.jpg
今回は初めて5月に船底作業をした訳だが、天候に恵まれれば気温が高いので作業がしやすく、何より夏本番をひかえてのタイミングということが嬉しい。船底作業のベストシーズンは6月ともいわれるので次回はもう一月後にしてみようかと思った。
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by 50SanKai-club | 2014-05-23 05:15 | 海遊び  

2013.07.06-07 吹きまくる七夕

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南東海上に熱く湿った高気圧、梅雨前線が日本列島を二分するように横たわり、日本海側には低気圧。等圧線もこの時期には珍しく混んでいて強風が吹きまくる。こんな天気図が何日か続いている。
e0183673_525778.jpg船は出せそうにもないが、セイルカバーを取り替えるためマリーナに向かった。天気は良いのだが強風が吹き荒れ、レジージャックのマスト取り付けは後日になるかもしれないと思いながら船に着く。驚いたことにまたまた桟橋にT田船長!昨夜から来ているという。それとなく今夜も泊まる予定かと尋ねると「今日は帰るよ。」とのことだった。そりゃそうだ。私だって船も出せない以上、用事でもなければ残っても仕方ない状況なんだから。一応今夜の食料まで買い込んでは来ているが、できるとこまで作業をしたらトットと帰ろうかななどと思い始めた。
セイルカバー一式を船に運び込んで梱包を解くと、レジージャックの細引きが仮止めされた真新しいカバーとインロウツナギ仕様の丸棒型のバテンが入っていた。荷物の受け取りにも付き合ってくれたT田船長は、e0183673_5572459.jpgもちろん黙っていても作業に向けてすでに臨戦態勢。早くも段取り手順を考え始めてくれているようだ。今日は強風の中、一人作業になるだろうと思っていたがまことに心強い!!というかすでに他力本願状態。普段無信心な私でも、神様が不器用な自分を憐れんでSt.T田大天使をお使わしたもうたに違いないと思えてきた。大きな布製のセイルカバーを開いただけでも吹き飛ばされそうな中、本体をブームに取り付け、次にカバーの内側に仮止めされたレジージャック用の細紐を通しながらバテンを張ってゆく。お陰さまでここまでは迷うことなく順調に進み終了した。残すはレジージャック用の細紐をマストのアイに取り付ける作業のみだ。どうやって登ろうか、いや、大天使様に登っていただこうか?e0183673_5584695.jpgそれが問題だと思案していると、大天使様は運よく先日のマスト灯取り付け作業の際使った「お登りセット」をまだ船に積んでいるとのこと。やったー!と思う一方、こんな強風下で事故でも起きたら大変なので、後日自分で登ろうかとも考え判断がつかない。人生は往々にして大切な判断を下す前に事態が先行するものなのだが、今日もご多分に洩れずT田大天使の行動力の方が勝り、マストに取り付けた梯子をスルスルと登って行ってくれた。猛烈なブローが来る度にうぉー!飛べそうだ!などと口走りながらも的確なお仕事をされて再び降臨あそばされ、なおかつ、恐れ多くも勿体なくもスパゲッティーミートソースまでアルデンテに仕上げて振舞って下さったのだった。嗚呼、神様、仏様、T田様!!
e0183673_559325.jpg作業も終わり、スパゲッティーミートソースも腹に収めて、大天使様はデッキのビニミの木陰で、私はキャビンでうつらうつらしていると、作業中にゲストを伴ってやってきたW井船長からカキ氷の差し入れ。この一服の涼がたまらない!ありがとうございました。そのうち三浦半島の先っちょのO田船長も陸路遊びに来ると言ってよこし、気がつけば今日も賑やかになりそうな気配だ。念のため、大天使様にどーする?今日帰るの?と聞くとニヤッと一言、泊まるしかないっしょ!
陽が傾いても気温は下がらず30度近い。もちろん湿度は60%を超え不快指数は高止まりのはずだが、今度は吹きやまぬ風が幸いして涼しさを運んでくれる。e0183673_605517.jpg大天使様、O田船長と三人がデッキで宴を始めると間もなくM口船長が船にやって来た。船に着いたばかりの船長を荷物を置く間ももどかしいとばかりにこちらの船に呼び込んで、再度冷えたビールでカンパ~イ!! クヮ~ッ、うんま~い。みんな、時期も時期なのか夏休みに海路どこに行こうかの話で盛り上がる。シマ志向、伊豆半島方面といろいろ話を聞いているだけでも面白い。途中すぐ先の船でやっていたW井船長からアツアツの焼き鳥の差し入れがあり、こちらからも刺身盛り合わせのエールを返す。やがてビールも打ち尽くし、マッコリも飲み干した頃にお開きとなり、大天使T田、O田両船長と熱いシャワーで潮を落としに行く。e0183673_614256.jpg日中の日差しが強かったせいか、陽に当たっていた部分がヒリヒリと痛い。船への帰り道、夜風に吹かれながら戻る。焼けた肌に心地よい。今朝は、強風の中、一人でセイルカバーの取り付けだと思って出てきたが、T田船長に助けられ、遠路来訪のO田船長とも酒を酌み交わせ、W井船長一行がいてM口船長とも3度目の乾杯ができた。こうして振り返ると風に明け風に暮れた一日もまんざらではないなという気分になるから不思議だし止められない!

*写真提供T田船長   (ありがとうございます)
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by 50SanKai-club | 2013-07-09 06:21 | 海遊び  

2013.06.15 一日かけて

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数週間前にメインバッテリーがあがってしまった。積んでいたバッテリーはメインもサブもDelco Voyagerだったので油断していたが、何かが触れてメインスイッチが入ったままだったようだ。e0183673_1312593.jpg家に持ち帰って充電するが芳しくない。仕方なく同じものを1台と放電分を補うためのソーラーパネル(8w)にジェネーレーターも購入し設置することにした。
機材を船に運んで作業を始めようかという時にS飼船長が来た。そういえば船長の船、今週ジブシステムをハンクスからファーラーに換えると言っていたのを思い出した。ジブセイルは“スーパーマリンサービスマン”T田船長のツテで購入したらく、今日ご本人が持って来てくれるのだと言う。それに何日か前、船長から「航海灯を換えたいのならS飼艇のジブファーラー設置の時に最後のチャンスが訪れるであろう!」ミタイナ?メールがきていた。
T田船長が到着すると、早速念願の?航海灯をLEDに換える作業からということになった。みなそれぞれに船の照明をLED化してきたのだが、登らないと換えられないマストの上の航海灯だけが課題となって残っており、不思議に誰も口にしないが「これはT田船長しかない!」という共通の思念が生まれていたのだ。e0183673_13134022.jpgということで、1番私の、2番S飼艇、3番T田艇の順でやろうということになる。すでに述べたが私のは両舷、船尾、キャビンとLEDにしているのでマストトップの航海灯で仕上げという訳だ。(喜) マスト登りはもちろんみんなの期待を裏切らない、一番若くてスリムなT田船長で、S飼船長と私が綱引き役。1艇目がY26Ⅱでマストが一段高いこともあって、登る前の段取りは慎重に進める。いわば小手調べというところだ。LEDは極性があるので点灯を確認しながら交換する。e0183673_131681.jpgなんとか無事に終わりS飼船長艇に移る。ファーラーはすでに自分で取り付けており、登っての作業はマスト上部のアングル金具取り付けと航海灯の交換だ。本日一番の難所と思われたがT田船長は手際よく金具を取り付けLED交換も慣れた手つきで終える。そこで、折角登ったので降りる前にマストの上から写真を撮ってもらうよう頼んでみた。マストトップからのアングルはめったにないチャンスだからだ。バケツにカメラを入れて届けると、上からは「うぉー」とか「迫力あるー」といった声が降って来る。マストの上でブラブラと揺れながら、上下左右いろいろ撮ってくれているようだった。あとはS飼艇に真新しいジブセイルを装着して終了だ。最後にT田船長艇。LED交換を終え、ジブセイルの交換も済ませると流石にへとへと。雨が降らないでくれたのは有り難いが、真夏かと思うような日差しの下での長時間作業はしんどい。それでも一気に3艇の作業を終えられてよかった。遅い昼食を済ませた頃には私も当初のソーラーパネルの設置は後日に回そうという気になっていた。e0183673_13163193.jpgところが、T田、S飼両船長お二人の本日の“TO DO LIST”には「ソーラー設置」が載っていたらしく、今日やろうということになった!? 後日、1人でシコシコやろう・・と思っていた私の安穏な考えは瞬時に吹き飛ばされ、作業が始まるや否や、その場当たり的無計画さも露呈。とにかく3艇のマスト上での作業と2艇のジブ交換のあとで、言わば余計な仕事を押し付けたような罪悪感に恐縮の極みであった。作業中、お二人の言われるまま工具と部品を差し出すことだけに終始していたが、出来上がってみると流石に綿密で技術水準の高いお二人。「いい仕事してますねぇ。」とすごく得した気持になる自分が恥ずかしかった!
熱いシャワーを浴びてからS飼艇で夕餉。3艇揃い踏みのマスト灯を点灯し、かんぱ~い!夜空に3つの白い光が一層光り輝いているように感じた。
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by 50SanKai-club | 2013-06-23 13:27 | 海遊び  

2013.04.20 大天使 聖T田船長 & 聖M口船長

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荒天承知でYBMに向かう。今日は頼んできたメインセイルが届いているはずだからだ。セイルの新調は同型艇の先輩P&G艇のT中船長のお誘いだった。いつもお願いしている前田セイルさんではないので、不安と多少の躊躇を憶えたが、破格の値段につられてT中船長に相乗りさせてもらったのだ。
それにしても寒い。気温10℃、風速約8m。Houseで預かっていただいていたセイルを船に運び、荷を解き始めるとP&G艇のT田船長もNewSailを持ってやって来た。今のセイルを外し新しいものと交換するのだが、どうやら注文先のマクダイアミッド・セイルスのほうで梱包を間違えたらしく、T中船長艇のものと交換。外したセイルを予備としてたたみ、NewSailを装着した。ところがP&G艇と殆ど同時に“?”の声。新調セイルの大きな売りである車輪付きのスライダーが、マストスリーブは当然問題なく通るのだが、グルーブをふさぐプレートと干渉してつっかえてしまうのだ。一旦グルーブを閉じてしまうとそれより上のスライダーは下に降りず、下のは上がらない。おまけに私の場合、ブームからグルーブまでの高さがあって、そこまでのスライダーを車輪のないものに変更するとしたら、15個中11個交換しなければならない勘定で、それでは折角の品も台無しだ。
予報より早く降り出した雨の中、もう一度セイルを仕舞いキャビンで悩む。スライダーの交換かプレートの自作かそれが問題だ。途中来たT田船長はプレートをステンレス製の薄いものに変えて自作したらと勧めてくれるが決心がつかない。すっかり意気消沈していると、再びT田船長がサンダーないの?と聞く。今日はこんなはずではなかったので電動モノは持って来ていないと告げると「あっそう。」といって引き返して行った。いくらスーパーマリンサービスT田船長でもこの難問は解決不可能だろうと諦め気分になり始めていると、「あった、あった。M口船長がグラインダーを持っていた。早くプレートかしてごらん。」と使いこんだ作業手袋をして乗り込んできた。T田船長がこの手袋をはめたときは奇跡が起こる時なのだ。
本降りとなる中、2枚のグルーブふさぎのプレートをひっくり返しとっくり返しグラインダーで磨く。厚みのあったアルミプレートはみるみるナイフのように薄く鋭く形を変えて生まれ変わってゆく。
この辺でというところでM口船長にも手伝ってもらって実際にスライダーをマストスリーブに通して、グルーブを加工したプレートでふさぎ滑り具合を見て見ることにした。ボルトも小ナベからサラに変えてプレートにも座繰りを削ってのトライだ。
何度か試行錯誤しながら、最後にはプレートの上下の先端部分の形状も大きく変更して繰り返す。そのうちにまがりなりにも上下開通!あとはプレートはそのままに、グラインダーをデッキに持ちこんでの作業。具合を見ながら干渉する部分を削り込んでいく。
どのくらい経ったか?多少の抵抗はあるものの見事に上下開通!すっかり諦めかけていた私は思わず不可能を可能にするT田船長の顔をまじまじと見入ってしまった。
せっかくなので着けちゃいましょうというM口船長の音頭でバリバリと気持のよい音のする新しいセイルを取りつけて奇跡の作業完了。その後、暖かいM口船長艇のキャビンで挽きたてのコーヒーをご馳走になった。美味い!暖かい!ありがたい!
T田船長のトライしてみる行動力と卓越した技術に脱帽、M口船長の親切に感謝の一日だった。

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by 50SanKai-club | 2013-04-22 06:00 | 海遊び  

2012.12 それぞれの12月、みんなの12月

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海洋生物たちの激しい猛攻を受け、自艇の船底作業は11月に繰り上げて終了したが、S飼、T田、I崎船長達は例年通り12月の作業を予定していた。今年は3艇一緒だというので、日程が決e0183673_1114847.jpgまる前から作業中の宿泊は私の船でと申し出ていた。11月の自分の作業の折にはS飼船長に食事の差し入れをはじめいろいろお世話になり、また、T田艇には泊まる場所を提供してもらった。こうして中の良い仲間同士、例年互いに作業日程を少しずらして浮いてる船に泊めてもらうのが良き慣行となっている。
更に今年は宮川のO田船長もYBMでメンテというので、彼にもどうぞと声をかけておいた。
e0183673_1143334.jpg私自身はと言うと、週末ごとに何かしら用事が入ったりしてなかなかコンスタントにマリーナに行けそうにもないが、取りあえず合鍵なども新調して不便のないようには心がけた。
先の3船長達は12月20日(木)から2乃至3日間の予定と決まったのだが、O田船長は早々12月初旬からの上架になった。当初は船底など通常のメンテと思っていたが、ふたを開けたらメインは1GMから2YMへのエンジン載せ替えで、キールも含む船底の塗装はがし&下地からの塗り直しもやるというのでびっくりした。
e0183673_1155880.jpgという訳で、O田船長だけは相当の長丁場になりそうで、S飼、T田船長も自分の作業は日程通りこなしながら、それとは別にいろいろな形で支援したようだ。特にT田船長などは果敢にO田艇のキールの塗装はがしをこなし、筋肉痛に見舞われたほどである。O田船長自身、「プロに頼めば35万の作業」の一言に慄いて?自ら着手したものの、余りの作業量に会うたびヘロヘロ状態となってしまっていた。結局20日からのS飼、I崎、T田3船長の作業は無事翌日には済んで、O田艇は年越しの大作業になることになった。e0183673_1163349.jpg
私も21日には3船長の作業中に陣中見舞いに行き、夜はO田船長も加わってささやかな忘年会となった。

*T田船長からたくさんの写真提供をいただきました。
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by 50SanKai-club | 2013-01-11 04:55 | 海遊び  

2012.10~11 その後のY26ⅡS

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9月初め、やっと船を出せるようになって勇んでエンジンをかけたらスターターが焼き切れてしまったというお粗末。これが第一の災難。原因はと言うとデッキのエンジンコントロールパネルにあった。推測するに、載せ替えた2YMのイグニッションキーの大きさに合わせて、コントロールパネルのアクリル製のふたが閉まるように穴をあけたのだが、この穴の位置がほんの少しずれていたのだ。もともとは1GMが標準装備。それに合わせたコントロールパネルとふたなので、1GMのキーであればそのまま閉まるのだが、2YMのデカイキーだと閉まらない。そこで閉められるようにアクリル製のふたにキーの頭が回るだけの大きさの穴が開けられた。ところがこいつが微妙にキーの頭と接触する。イグニッションを回しエンジンがスタートして手を離すと、バネの力でキーが戻りスタータースウィッチが切れるのだが、穴の位置がずれているため引っかかって戻らない。まことにつまらない原因だったのだ。
その後9月中旬から10月初旬にかけては退職と再就職先での新たなスタートで忙しくしていた。船には行ってはいたのだが、週末ごとの天候の悪さや所用で行けない日もあったかもしれない、とにかくあまり出せないまま日が経っていった。

第二の災難は9月下旬に関東を通過した台風18号。横浜あたりでも35mくらい吹いたそうである。気になていたのはファーラーの方だったが、次の週末に行ってみるとメインの方が少し引っ張り出されていた。これが思いのほか重症で、リーチの中間部が解れてしまっていた。確かストックのメインセイルがあったはず、と「予備メイン」を出してみると、さほど使用感のないもので、唯一ボルトロープ式という点をスライダーに変更すればイケそうである。早速セイル屋に連絡して予備メインのスライダー加工と台風の餌食になった方の修理の可能性を診てもらう事にした。結果、修理不能とのこと。残念!e0183673_4361475.jpg
スライダーに変更済みの「予備メイン」を上げてみる。これがひどいもので、ラフとフットは合っているのだからY26用なのだろうが、とにかくセイルのど真ん中に大きな縦ジワが走り風を受けるとリーチが折れて開いてしまう。見ていた友人曰く、「これジブかい?」なのである。あまり使用感がないので伸びたにしては合点がゆかないが、そう考えるべきなのだろうか?とにかく微風はもちろん中風でも上りそうにもない始末なのだ。仕方なくリカットを頼むことにする。今度は前田セイルだ。ここは何かと縁があって、最初のGiveSeaのジェネカー、次のBlueWaterのメイン&ジブをお願いしたところで、naoさんも紹介してくれたセイル屋さんだ。いろいろ聞いたところ、他社よりズンと安いので調子に乗ってドジャーもお願いすることにした。楽しみだ!
ライト類をLEDに取り換えた。自分より少し前にY26ⅡEXに乗り換えたG籐船長がライト類を全部LEDに換えたというので見せていただいた。従来の電球だとワット数を見ればおおよその明るさが分るが、LEDの照度表記に馴染みがないため実際に見てみたいと思っていたし、用途によって白色と電球色を使い分けたいと思っていたからだ。
e0183673_4235928.jpgG籐船長はいつもながらセンス良くこぎれいに手をいれていらっしゃるので、そういう点でもとても参考になる。キャビンライトは電球色で、標準装備のハロゲンよりはほんの少し暗いが十分かつ華やかさも損なわれていない。ギャレー、トイレ、クウォーターバースは白色で、これも十分な照度。両舷、マスト、船尾灯もイケている。購入先を伺うと、その都度親切に教えてくださったので大変助かった。特に両舷、マスト、船尾用のものは当初似て非なるものを購入してしまい、バッテリースイッチを入れた途端にライトスイッチと関係なく点灯。一時は船の配線トラブルかと心配したが、他の船でも同様の現象が起きたので、LED自体の問題だと判明するという一幕もあり、G籐船長のアドバイスがなかったらとてもスムーズにはいかなかっただろうと思う。
帆走がダメなら機走ででもと思うシーズンがやって来ていた。去年はちょうど今頃、船を出すたびにイナダなどがかかっていた時期なのだ。ところが残暑が長引いたせいか、海洋生物の容赦ない猛攻を受け、一旦はT田船長が掃除してくれた船底が再び占拠されてしまった。自分でも潜ったがとても歯が立つものではない。おまけに実際潜ってみると、シャフトドライブのほうがプロペラ位置が浅くて近い。セイルドライブ+フォールディングペラは断然海洋生物に有利なのだ。毎週潜ってというのも面倒なのであっさりと諦めて、11月早々に上架することにした。
11月9日、上架の日がやって来た。海洋生物の付着で、ペラを回すと船幅を大きくはみ出して後方全体の水面が揺らぐといった具合で、推力と操舵性に不安があったので、前夜23時過ぎにマリーナに入った。早朝無風のうちに、S飼船長にも手伝っていただいて船をポンツーン外に係留し、上架時刻に合わせてもやいを解いた。
上げて見るとセイルドライブ、プロペラ、ラダーとキールの先の錘?の辺りに集中的に付着している。前回はいつだったのか、知る由もないが船底塗装は限界を過ぎていたらしい。
それにしても前の船より1フィート長くなっただけだがデカイ!それにキールが深いのか地上から船底までの高さがある。
e0183673_432045.jpg昼近くにS飼船長がビジターバースに船を付け、マクドナルドをご馳走してくれた。腹も満ちてゆっくりしたいところだが、気を取り直して作業復帰だ。
NJYで買い込んでおいたペラのジンクが全く違うもので、実際はヤンマー製のセイルドライブの方に着けるタイプという難問題もあったが、貝道さんが自分でも交換できるものに変えてくれて無事クリアー。
夕方5時近く。1回目の塗装を仕上げ本日は終了とする。今夜は隣のT田船長艇を借りて休むことになっている。またまたS飼船長艇で夕食をご馳走になりT田艇へ。朝4時頃、仕事を終えてまっすぐ来たというT田船長に起こされた。しばらく話した後、T田船長は眠りこんだ。
二日目の朝が来た。昨日見た海洋生物の集中攻撃を受けた部分に重点的に塗装を重ね、ペラもペラクリンをたっぷりと重ねた。一日目に頑張ったお陰で、予定を変更して午後2時半に下架。昼前にはT田船長も顔を出してくれ余裕しゃくしゃくで船底作業を終えた。風が出て自分のバースに着けづらかったので先端にもやう。ヨブンイレブンで夕食を買い込んでS飼船長艇にお邪魔する。この二日間、S飼船長、T田船長には本当にお世話になった。
東京から来て二日間詰めた作業をしようと思うとこういう支援がありがたい。
後は前田セイルさんに頼んでいるメインのリカットとドジャーが出来上がってくれば一応整う格好だ。もうすぐテレマークの季節だが、この冬はマリーナにも足が向きそうだ。

*画像追加あり
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by 50SanKai-club | 2012-11-24 04:34 | 海遊び  

2012.090.08 人間に運不運があるように

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昨日は予報の割にはよい天気で、朝はほとんど吹いておらず快晴だった。午後からフットボール時代のチームメイトTsu氏が遊びに来るというので、ヨブンイレブンで散々買い物し、準備万端マリーナに到着。ポンツーンでデルフィアのY口?さんに遭遇。彼と前後して船を出そうと思ったら、燃料計が空を指している。あれ?確か半分を切った頃だと思ったのだが・・・?仕方なく給油に向かうことにした。P&G艇を通り過ぎる時、T中さんがキャビンから顔出して、「釣れたよ!」と声をかけられた。彼は今シーズン絶好調の様子。先日もイナダを釣って来たとS飼船長が教えてくれたばかりだ。
YBM開店の時間まで少々あったので、デッドスローで給油所に向かっていると、何やら電線の焦げたような異臭がし、気のせいか目の錯覚か、ポワ~ンと薄く白煙が出たような・・・。慌ててキャビンに飛び込んで、バッテリー周りやらあちこち見ましたが分らない。気味悪いけどエンジンは回っているし、そのまま給油所に向かい、無事給油完了。「ThankYou. じゃぁね!」などとスタッフに愛嬌振りまきながら、もやいを解いてイグニッションを回しましたがエンジンがかからない!例のピー・・・フニャフニャと鳴くばかりなのだ。午前9時、Made in Chinaの赤外線ストーブのような無遠慮な日差しが照りつけるうえにこの未体験異常事態。スタッフもポカ~ンとする中、私は日向のつららよろしく凍りつき、足元には、あっという間に蛙が産卵できそうなほどの水たまりができた。いや~、参った!以前書いたように、このエンジンはまだ初期調整も済んでいない新品同様のもの。一体なぜ?どーしてまた今日?と頭の中も白い煙でいっぱいだ。修理スタッフ呼びましょうか?と言われて我にかえり、いや、以前からこの船診てくれている人呼ぶからと、頼みのSBF貝道氏に電話するが、これまた今日に限って、「おかけになった電話番号は、電波の届かないところか・・・・・」の繰り返しだ。困った!とっさにあの親切な笑顔を思い出してYamada Marine Loftに連絡を入れると、向こうからも連絡を取ってみると言ってくれた。
船を替えて、まだそんなに出してはいないが、やっとアワーメーターが50hを回ったので、この週末、帰りにでも貝道氏に引き渡して、初期調整をお願いしようと思っていたのだ。SBFの若い衆を呼んでくれと頼むと、青いツナギのスタッフが飛んできて、「貝道は本日ヨットレースの講習会でここには来られませんが大丈夫ですよ。」とのことだった。とりあえず給油所からはがして対岸のポンツーンに着けるという。否応のない話だ。やがて曳航され落ち着き場所に着くと、ほどなく別のスタッフが二人やって来てエンジンを診てくれた。電気系統の故障であることは分っていたが、どうやらスターターが原因だったようだ。イグニッションを回すと、リレーのカチッという音はするがそれからがいけない。覗き込むと金属色であるはずのスターターがこんがりウェルダンに焦げて茶色になっている。その後、何回か繰り返すうちにリレーも焼きついてしまったのか、突然白い煙がたちこめて、スタッフが慌ててバッテリースウィッチを切る一幕もあった。曰く、スターターは本来エンジンがかかればギアーが抜けて止まるのだが、抜けないまま回り続けて焼けたのだろう。
予定では先週来、同型艇のG藤船長を煩わして教えていただいた照明関係のLED化を施し、天気が持てば懸案の屋根の換気扇を取り換える作業をして元チームメイトを迎えるはずだったのだが、とんだ騒ぎでオジャンになってしまった。おりよく彼とは連絡が付き、事情を話してまた後日にしてもらったので、無駄足をさせずに済んだ。
来てくれたスタッフには、船に置いてくると告げた鍵を持ったまま降りて来てしまったので、ハウスに立ちより、貝道さんに渡してくれるように頼んで出る。
とぼとぼとマリーナの西から東まで戻らなくてはならない。炎天下、重い荷物に喘ぎながら歩いていると、ふと、あの船はツキのない船なんじゃないかと思えてきた。
装備品を見ると随所に良いものを使ってもらっているし、元々は大きな帆をいっぱいに広げ、海原を疾駆する自信とプライドに満ちた船だったのだろう。しかし、エンジンは最新のものに替えてもらったものの、ジブは喪失し、何らかの理由であまり乗られなくなってしまう。いつしか自慢の切れ長で恰好の良い窓には亀裂が走り、締め切ったキャビンへの雨漏りでシートはじっとり湿りっ放し。そうしているうちに誇りと自信をなくし、人間でいうところの気持がクサってしまったのではないかと・・・。思えば可哀そうな奴である。
でも、これからは大丈夫!たくさん、そして大切に乗ってやるからな。と根拠のない子供じみた妄想に耽り、妙に感傷的な気分で歩き続けた。


*(本篇の船についての想像はあくまで私個人の妄想で、事実ではありません。)
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by 50SanKai-club | 2012-09-09 07:19 | 海遊び  

2012.08.15-16 夏休み日記帳 Part1

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相変わらずやることが残っていて、それこれを片付けようとマリーナで過ごすことにした。
船に向かう途中、ラジオが67回目の終戦記念日を迎えたと言っていた。生まれてこのかた戦争を知らず平和を享受できたことに感謝する。願わくば子や孫の時代もそう在ってほしいと思う。
残る作業もさることながら、ビミニトップを張り、先週、夏用にセットしたメインシートの位置でセイリングしたくて来たのだが、「ご安航を祈る」の信号旗が不釣り合いなほど吹いている。今年の夏はこんな日ばかりだ。この時期ってこんなに吹いてたかと考えて見るのだがあまり記憶にないような気がする。海と陸の温度差で吹く海陸風とは違う風だ。だからひたすら吹き続ける。凪がないのだ。船を出そうか天蓋を張って作業にしようか迷っていると、風は一段と吹きあがり、信号旗もあっという間に「注意」から「出港禁止」になってしまった。弱い日差しに助けられ天蓋も張らずに済ませる。
夜、シャワーから戻ると汗がひかない。キンキンに冷えたビールを頼りに熱帯夜を切り抜けることにする。最近は便利で、スマホのラジオアプリで世界中のラジオ局を聞くことができる。シアトルのJazz24も気に入っている局の一つだ。その名の通り24時間Jazzが聴ける。ビールをやりながらそいつに聴き入っているうちに眠ってしまったらしい。
翌朝、まだ陽が昇らないうちにコーヒー片手にデッキに出る。涼風が心地よい。徐々に東の空が極彩色に染まり始め、刻々と表情を変えていく。季節にかかわらず、ここで迎える朝は格別だ。今も、「今日」というなにくれない一日が始まろうとしているだけなのだが、実は毎日がこんなに美しく始まっているのだと思うと不思議に思えるのだ。
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by 50SanKai-club | 2012-08-16 14:39 | 海遊び