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201411.15-16 恒例の自然薯祭

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去年は日程が合わず参加できなかった自然薯掘り。お誘いが来たので二つ返事で参加することにした。秋のキノコは2003年から、自然薯は2005年からの参戦だから、かれこれ10年前後なる。もう10年かぁ~。
e0183673_705950.jpg今年は瞬間最大参加人数11名、横浜発が9名と多い。まず、朝一でS根さん達をPick Upして幹事長S沢邸に向かう。幹事長車と自分の車に荷物と人を分散して出発。新東名で行く予定だ。東名時代は富士川SAでトン汁というのが定番で、アジフライを追加するか否かで迷ったものだが、新東名を使うようになってからは静岡SAで朝食。e0183673_74798.jpg今回は昼飯、晩メシとバッティングしないようにラーメン+小キノコ丼。新東名になってからはこのSAから一般道に降りて現場に向かう。東名時代よりアプローチが近くなったようだ。
やがて常緑の茶畑が急斜面にぎっしり並ぶ山腹の細道を縫って現場に到着する。今日は快晴!現場付近はやや風はあるものの、日差しに助けらe0183673_76377.jpgれてすこぶる快適なコンディションだ。幹事長はもとより、S根、naoさんらが弁慶の七つ道具をゾロリと担ぎ出して準備を始める。定番、金象印のスコップをはじめ大小すき・クワ、つるはしにノコ。柄をつけた鎹(カスガイ)に園芸用のシャベルと、使い込んだ道具の数々にはいつも驚かされる。極めつけは鑿であるのだが、ノミといっても背丈もあろうかというもので、e0183673_785869.jpg柄が鉄製のモノなどは手に持つだけで重たい。これでドスンとやると狭い所で大変効果的に縦穴が掘れる訳で、この日も大活躍であった。道具を持たない私他何名かは必然的に道具のある掘り手の近くで作業することになる。それぞれになんとなく分散して山に分け入るのだが、今年は少々作業現場の様子が変わっていた。どうも自然薯のツルはもちろん、下草低木の類が刈り込まれて仕舞っているようなのだ。よく見ると道沿いに桜の若木が植えられている。きっとこのための草刈りなのだろう。植えられた桜に影響を及ぼさぬよう注意しながらイモのツルを探すがいつもありそうなところが切りはらわれていてe0183673_7504349.jpgなかなか見つからない。これかと思って掘ってみると全く違う地下茎であったりもして、今年は難易度の高いイモ掘りになりそうだ。ようやく一つアタリに巡り合って掘るが、なんと数センチというBaby!結局午前中はそんなこんなで過ぎてしまった。この収穫量では今夜の宴会が心配だが・・・。
e0183673_7524476.jpg正午を回った辺りで昼食にする。今回の私の昼食は、ちょっと趣向を変えてクラムチャウダーに神戸屋のライ麦ジャーマンブレッド。夜はそば打ち名人S根さんの極上とろろそばと分っているので、朝ラーメン、昼スープ&ブレッドと被らないようにしてみたのだ。
ほんの少し酸味がある固めのライ麦パンをクラムチャウダーに浸して食べる。ジャーマンブレッド1個の3分の1くらいだが充分なランチだ。食後にハーフ&ハーフのラテを飲んでお腹も満足したところe0183673_7542927.jpgで午後の作業に入る。
午後は幹事長の見つけておいてくれたツルの発掘作業。さすが幹事長!よくもまぁ悪条件の中で太いツルを見つけられるものだと感心してしまう。ペアを組んだK戸さんのパワーでなんとか1mモノを掘り出すことができた。更に少し下ったところで頑張っているI見、W部チームに合流してもう1本。私的には大収穫だ。
午前中の苦戦で心配された収穫量も午後の頑張りで挽回でき、土産までとはいかないが、大人数の今夜の宴会は十分に賄えそうだ。
太陽も山の上にしか当たらなくなり風も冷たさを増す頃、作業終了。e0183673_7561232.jpg一旦幹事長別邸に立ち寄って、男車、女車に分れて風呂に向かう。男どもは入浴時間が短いので、先に上がって買い物に走ろうという訳だ。
白沢温泉もりのいずみは大好きな温泉だ。川のせせらぎを聞きながら入る露天風呂は温度もちょうどよく、なにより解放感がたまらない。
すっかりリラックスして幹事長別邸に戻ると、それぞれに宴会準備だ。私の役どころは炭起こし。例年このポジションなのだ。女性軍も戻ってきて、いよいよ宴会準備も佳境に入ろうかというところで懐かしいメンバーが顔を出した。ベルギーに嫁入りしたM&Mが旦那を連れての登場だ。2週間の休暇を日本で過ごしているらしい。みんなワイワイガヤガヤ賑やかに立ち働いて、S根さんのそば打ちが終わったところで乾杯!
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自然薯は翌朝の分を取り分けてすり下ろし、大きなすり鉢いっぱいに味噌仕立て、ツユ仕立てと二いろ作る。私などはなんにでもこのトロロ汁を絡めて食べるのだが、やはりマグロたっぷりの山かけはe0183673_937918.jpg文句なく美味く、味噌仕立てで一杯、ツユ仕立てでもう一杯と贅沢に楽しませてもらった。焼きモノは砂肝、ハツに立派なシイタケがたくさん。そして名物黒はんぺん。今回は地産モノかどうか聞き忘れたが、特に巨大なシイタケが美味く、炭火で炙り笠裏に汗をかいたところに醤油を垂らし、香り、味、歯ごたえと余すところなく楽しんだ。寸胴いっぱい作ったキノコ汁もなくてはならないものだが、締めはもちろん打ち立てのそばで、これは何の説明もいらないだろう。e0183673_9382625.jpg
酒もビール、ワイン、ポン酒と無尽蔵?にある。
夜も更けた頃、ベルギーからの二人が帰るというのでみんなで外まで見送る。言葉の通じない旦那の方はさぞホッとしたことだろう。(笑)
翌朝も天気に恵まれ清々しい気分で出発。途中、定番のお茶ようかんと松島園のお茶を買い込んで帰路に就く。e0183673_9392451.jpg松島園では美味しいお茶や旬のキヌカツギ、柿その他盛りだくさんにご馳走になり恐縮してしまうほどのお・も・て・な・しをいただいた。
穏やかな茶畑を眺めながら、また一年元気に暮らして、来年もみんなで自然薯祭ができますように!
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by 50SanKai-club | 2014-11-22 08:14 | 山遊び  

2012.11.17-18 自然薯祭

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どうにか今年も自然薯祭だけは参加できた。こいつが終わらなければ1年が無事におさまらないからで、自分勝手にそう決めている。今年は長引く仕事、退職、再就職。船の入れ替えに家の改装と夏以降は駆け足だった。楽しみにしていた大日本中高年きのこ愛好会総会も奥利根の渇水と日程の都合で行けず、唯一残ったのが自然薯だったのだ。
e0183673_5191398.jpg当日の予報はあいにくの雨。都内で2人ピックアップしていつも通りS澤邸に集合した。今年はCore3のS澤、S根、naoさんの他に彼の逗子の飲み友達ご夫妻、ピンクチョモランマのクリュー2人、I見さんにスポーツクラブの友達が1人という大部隊だ。
ルートは新東名。いつもの富士川SAトン汁定食はなしとのこと。腹がギュッと鳴いた。その代わり、新東名のSAで朝食の予定だという。道中雨が降ったりやんだりでみんなの気をもませた。
だんだん悪くなる天気の中、馴染みの現場に到着するが、e0183673_520875.jpgすでに雨は本降りの様相を呈し始めている。早速、予報を見越して買い込んだ¥2980のカッパに着替えS澤主幹の後に続く。いつもの斜面に目を凝らすがなかなか良いツルが見つからない。やや下ったところで二本目印を立てて作業開始だ。自然薯七つ道具を持たないので、S澤主幹の近くであれこれとお借りしながらの穴掘りだ。I見、W部のビューティーペアもnaoさんの飲み友達K戸ご夫妻も同じ斜面。雨は本降りからドシャ降りになり、みんな泥だらけだ。密集した木立の中で、雨に打たれながら泥んこになると、なぜかベトナム戦争を題材にした映画、プラトゥーンやフルメタルジャケット、地獄の黙示録を思いだす。
どのくらい悪戦苦闘を続けただろうか。いつも通りS澤主幹がXLサイズを綺麗に掘り出し、我われもそれなりに収穫を得た頃、平地で頑張っているS根さん、naoさんのところへ様子を見に行く。う~ん、かなり手ごわそうだ。特にnaoさんの挑んでいるヤツはがっちりと木の根に囲まれて手どころかe0183673_5211489.jpgノコも入らない状況だ。時計を見ると昼近し。風もなんとなく北に変わり、ドシャ降りに叩かれて冷え込んでくる。みな今取り掛かっている作業が終わった時点で本日終了とし、昼食もS澤別邸に戻って取ろうということになった。
最後はnaoさんの強敵をみんなで掘り進み、なんとか収穫に加えることができた時点で撤収となった。
S澤別邸に着いて、それぞれの昼食をテーブルに供出し、みんなでバイキング。腹になにがしかを収めると寒さも少し和らいだ。雨の収穫作業にしては今年のデキもまずまず。今夜の宴会には十分のようだ。e0183673_5263385.jpg安心したところで恒例のもりのいずみSPA・白沢温泉に向かう。こいつが一番の楽しみなのだ!内湯には目もくれず、まずは露天だ。温かい湯殿から露天まで雨の中を小走りで。背に当たる雨粒が冷っとこそばゆく感じる。身体が冷えているせいか、湯船につかると手先、足先がジンジンした。その湯船の目の前に色づいたモミジが左右から枝を伸ばし、眼下の川からせせらぎの音が心地よく響いてくる。
夜にはライトアップもするようだ。湯船の淵に全景を独り占めするようにガーデンチェアが一脚置かれていて、ここにすっぽんぽんで座って、嗚呼~とかため息をつくのかと思うと少し滑稽に思えた。ゆっくりと身体の芯まで温めて秋の露天風呂を満喫した。
e0183673_528188.jpgS澤別邸に戻り夕餉の支度だ。まだ雨は降り続いている。10人がそれぞれ何かしらの支度にとりかかる。自分の作業が終わって「失業」した者からビールに手を伸ばすという趣向だ。私の分担は毎年火をおこすこと。持参したバーナーを取り出し、炭を炙る。炭に火が宿ったら小さなBBQセットに移しヤキモノを作り始めるのだ。まずは静岡名産のはんぺん。次はシイタケという具合に。
ビール以外は10人それぞれの持ち込みだ。ワイン、酒などなど並べると実に壮観!とても全部は呑めまいと思う量だ。焼き上げたはんぺんやシイタケ、茹でピーなどをつまみながら宴会の序章に入ると、いよいよ自然薯三昧が始まる。やまかけは中トロと赤身の2種類、自然薯汁も醤油ベースと味噌仕立て。大日本中高年キノコ愛好会供出のきのこ汁。脇ではそば処・S根庵亭主が今夜のシメ、手打ちそばを打ち始める。

当然、宴会中盤ともなれば座も大いに盛り上がり巡航高度を維持したまま終焉へと加速していく。最後は絶品のとろろそば!これが食いたくて雨の中、泥と格闘したのだ。
e0183673_5405060.jpgS根庵亭主、渾身の手打ちそばもみんな美味い!美味しい!とつるつるやって、あっという間にはけてしまった。腹を満たせば瞼が重くなる。それに夜明け前からの準備、氷雨に打たれながらの苦役、そして暮れぬうちからの宴会と、長い一日を余すところなく遊んだのである。誰もが21時を待たずに寝床が恋しくなるというものだ。
女性軍が後片付けをしてくれている音を背中で聞きながら、(意識が)半落ちのまま階段をよじ登って寝床に潜りこんでしまった。
翌朝は打って変わってピーカン。階下に降りると宴会の跡は綺麗に片付けられており、何より呑みe0183673_5335324.jpg尽した酒瓶の数に唖然とした。小さな街の酒屋なら一角をなすだろう酒量を飲み干していたのだ!な~んだ、夕べは疲れから皆早じまいしたのかと思っていたが、実はガス欠だったのかぁと思ったら笑いがこみあげてきた。
朝は朝でワイワイと楽しく朝食。もちろんとろろご飯にきのこ汁、それに定番の卵焼きなどなど。こたえられませんな、この朝食も!後は帰り道に川根銘菓・茶ようかんと茶をみやげに帰るだけだ。いつもの松島園に着くとご主人が笑顔で極上のお茶を振舞ってくれ、奥さまが子芋を炊いて下さった。今、朝めしをすませたばかりなのにと思いながらも子芋をほおばり茶をすする。
うんまいなぁ~!
今年は還暦を迎えて退職し、言うところの第二の人生が始まった訳だが、これでなんとか無事なスタート元年にできたような気がするのだった。
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by 50SanKai-club | 2012-11-28 05:35 | 山遊び  

2011.11.05-06 掘って、掘って、また掘ってぇ!

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恒例の自然薯の日が来た。今年は参加できなかったが大日本中高年きのこ愛好会 in 奥利根に続く1年の無事と秋の収穫を祝うグランドフィナーレだ。朝5時30分に集合地点のS澤邸に到着。集合時間の5時50分にはS根さん、S子さん、naoさん、S澤さん、K部さんと6名全員集まって、予定通りの出発だ。天気予報はゆっくりと下りとのことだが、東名・富士川SA辺りでは上々の空模様。この分なら大丈夫だろう。何故かって、雨の中のイモ掘りだjけは願い下げだからだ。毎年朝食はこの富士川SAのトン汁定食と決まっている。私が初めて参加させてもらったときにはすでにそうなっていた。
e0183673_4182817.jpgなぜか見落としやすい静岡インターで東名を降り、途中、いつものKマートで昼食などを仕入れ川根に向かう。急斜面のあちこちに奇麗に刈り込まれた茶畑を見ながら、つづら折れに走る細い道を登ってゆく。どんどん高度を上げ稜線に出ると目的地はすぐだ。車窓から外の風景を見ていると、段々目が「山芋目」になっていく。そう、我われは「山菜目」、「きのこ目」、「山芋目」とくるくる変わるにゃんこの目なのだ。「山芋目」フィルターを通して見ると黄色く色づいた山芋の葉が浮き出てくる。e0183673_4204073.jpgそして無秩序に絡み合う無数のツルの中から山芋のツルだけを地表まで素早く追うことができるのだ。なんちゃって。
現場に着いて支度が終わるとそれぞれにコレと思うツルの下を掘る。今年はまだツルもしっかり地中までつながっている。少し時期が早かったかとも思うが見つけやすくて助かった。例年だと目で追ったツルが地表近くでちぎれ、肝心のイモがどこなのかわからないこともあるからだ。自然薯は芽を出しツルを伸ばし葉を茂らせて夏いっぱい養分を蓄えると、越冬に向けて木枯らしの吹くころに地表近くでツルを切る。e0183673_4215347.jpgしたがって、滋養を蓄え終えたイモが、太いツルの見事に地表近くの一点だけを枯らしてくびれた、触れなば切れなんとする危うげなツルを見つけるのがイモに辿りつくコツなのだ。
さて次は、ここと思い定めた後はひたすら掘る。それも大きく深く掘らないとイモを追えない。石あり根っこありの雑木林の中、自分が身を隠せるほど掘るのだ。掘って掘って掘りまくり、イモの全貌が明らかになったところで、さまざまな道具を駆使して丸々一本の形で取り出す。この達成感が面白い。e0183673_4223612.jpg
私などが一本掘り終える間に、達人S澤さんは二本、いや三本くらいは掘ってしまう。しかもまことに折れやすいイモを奇麗にそのままの形でだ。私もなんとか三本でかしたところで昼食。収穫もまずまずということで今年のイモ掘りは終了となった。
里に降り、S澤家別邸に荷をおろして温泉に行く。いつもの白沢温泉だ。男5人、口々に「あぁ~。」、とか「うぉ~。」とか快感にため息をもらしながら露天に浸かって激しい肉体労働の疲れを癒す。あのカラスの行水だったnaoさんもずいぶんゆっくり浸かっている。いい湯加減なのだ。
さっぱりとしたところでS澤家別邸に戻り、今夜の宴の準備にかかる。私は収穫した自然薯を洗う係を志願し、裏の水屋に椅子を持ち込んで作業開始。今年はバカ陽気のせいで水が冷たくないのがありがたい。

丁寧に小さなタワシで折れないように気を付けながら洗ってゆく。先っちょや小さく折れたものは、ムカゴと一緒に塩ゆでだ。今夜分を取り分けても十分に土産が出来る量のようだ。S根、nao、S澤の三氏はDancyuの上をいきそうな料理人だ。店屋で買えるもので料理するばかりじゃなく、四足、鳥は別にしても、山菜、キノコ、山芋と自分で採って料理するんだからやはり上をいってると言っても差し支えなかろうと思う。いつもながら手際よく楽しそうに料理を作る。そして、楽しく作られた料理は美味い。
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中でも今回はS根さんのそば味噌には驚かされた。香ばしく炙られたそば味噌、ハシ先を汚す程度を口に運んで、ぐぃとイッパイやるとたまらない。そんなわけで早々と日本酒に手を伸ばすと「おっ、今日はペース早いね!」と囃されるが、いや、そ〜じゃなくて・・・などと釈明するのももどかしく、ペロ、キューとやる。二口目もなおイケル!ついに止まらず、あっという間に楽しんでしまった。静岡、お約束の黒はんぺん、マグロにたっぷりと山芋を絡ませた山かけ。けんちん汁。そして、トリはいつもS根さん打ち立てそばに山芋と決まっている。次々に間も良く出来上がる料理と久しぶりに見る笑顔で、すぎる時間も忘れ、早めに始めた宴会も、ワイン4本、日本酒1本、ビール多数とすべて飲み尽くしてお開きとなった。
これで今年も無事暮れそうだ。今度は金象印を1本買っておきますので、また来年みんなで自然薯が掘れますように!
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by 50SanKai-club | 2011-11-10 04:49 | 山遊び  

10.11.13-14 1年振りで自然薯祭

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初夏からこっち、ずっと季節感が混乱した一年だったが、やっとここに来て取り戻すことが出来た。先週のキノコに続く恒例の自然薯祭りに行ってきたからだ。しかも昨年は皆の日程が合わなかったか何かで中止だったこともあり、密かに心配もし、待望もしていたのだ。e0183673_5121911.jpg毎年同じ口上で芸がないが、本当にこの大井川の流れる山里に来ると気分がいい。そしてまた、この初冬の自然薯堀りと採れたての芋の味を楽しめる幸せたるや私にとっては何とも言えないのだ。今回も晴天に恵まれ、急山間地に整然と並ぶ緑濃い茶畑を縫って登りつくと、一年空けたせいか馴染みのある山肌には下草、低木が生い茂っていた。早速一当たり蔓を頼りに掘り返す見当をつけそれぞれ山に入った。メンバーはS村さん、S根さん、naoさん、S澤さんと私の5人。獲物が下に伸びるほど穴も深く広く掘らなければならない。e0183673_5132188.jpg少し立派なものになると人一人入るくらいの穴になることも珍しくなく、従って斜度のある地形のほうが掘りやすいのだ。しかし、もっと下に伸びていると信じて大きく手前から掘っていくのは大変な作業だ。私などはついつい早く芋を見たくて近づきすぎてしまい、結局途中でポッキリ折ってしまうほうが多い。今回も腕扱きの実力を見せてくれたのはS澤さんだ。最初の1、2本目に見事な芋を抜きあげた。良い蔓を見つけるのも早いが掘るパワーもすごい。見とれてばかりもいられず懸命に掘るが、段々スウィッチ・オンのインターバルが短くなってしまう。e0183673_537839.jpg今回は足りない、少ないといいながらも集めてみると結構みんな頑張ったみたいで、名人たちの見立てでは細かいのだけで今晩と明日の朝食は十分賄えるとのことだった。最後の1本はみんなで交代しながら掘り上げて昼食。作業はここまでとして、後は入浴、買出しときて乾杯だ!一昨年は寸又峡まで足を伸ばしたが、私は今日向かう、いつもの白沢温泉のほうが@HOMEで寛げて好きだ。脱衣室になんだか不可解な位置にロッカーが配置され少し狭く不快だったが、露天まで降りて湯につかるとじわぁっと心地よさが満ちてくるような幸せな気分。ゆっくりと温まって山間のひと時を楽しんだ。e0183673_5383016.jpg秘密基地、Base S澤への帰路、お約束の黒はんぺんなどを買い求めて戻る。先週のキノコの時もそうだが、自称“G3”(S根、nao、S澤の三氏。しかし、naoさんも苗字の頭文字はSなので、本当は“3S”のほうがと思うが、これだとBlue Bird SSSターボみたいで良くないのかもしれない。)はそれぞれ料理の達人で、ほとんど私などトウシロの出る幕はない。食べるばかりでいつも申し訳ない気分だ。炙った黒はんぺんとS根さん持参のぬか漬けで一杯始める。重労働、ひとっ風呂の後だ、ビールののど越しは最高に決まってる。
やまかけ、味噌とろろ汁、どれも山芋の香りがしてこたえられない。S根さんのそば切り包丁の音が聞こえてくる頃には相当いい酔い加減となり、打ち立てとろろそばで閉めた。今回は5人だが、ビール、ワイン2本?、日本酒1升が空いてしまったのだから今宵の酒の肴の素晴らしさが窺えるというものだ。
e0183673_540783.jpg翌朝は地元の銘茶をゆっくり楽しんでから、炊きたての麦飯にとろろ。昨夜痛飲したにも関わらず気分最高、健康的だぁなどと思ってしまう。穏やかに晴れた帰路、いつもの所でと茶羊羹を土産に買って戻った。私はこの初冬の自然薯祭が終わると今年も無事に過ごせたなと思うのである。
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by 50sankai-club | 2010-11-27 05:40 | 山遊び