09.09.19-20 恒例 秋のきのこ

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昨年までは奥利根で挙行していた「大日本中高年キノコ愛好会」定例総会だったが、今年は富士山にやってきた。奥利根は広葉樹林主体だったが、富士山の今回散策した地域は針葉樹が主体。したがってキノコの種類もガラッと変わり、これもまた楽しかった。e0183673_4363098.jpg
写真は10年以上前、軽井沢にキノコ図鑑片手に行ったとき散々お目にかかった「ショウゲンジ」。でもすっかり忘れていて最初はなんだか判らなかった。歯ざわりと木の香が好きで、そのときはホイル・バターで楽しんだ。そんなことを思い出しながらこいつを見つけて喜んでいると、毎週見慣れている大先生方はすっかり普通というご様子で今では高位に位置づけられていないことが分かった。e0183673_453626.jpg富士山もずいぶん前だが一度naoさんについて来た事があり、そのときは幸運にもマツタケを採ることができた。Beginner's Luckだった。今回もそれが狙いなのだが・・・・。
左はお馴染みナラタケ。S澤さん撮影のきれいな株だ。針葉樹、広葉樹の入り混じる辺りはバラエティーに富んでいて面白い。ここでは標高の高い場所から低いところに何箇所か移動しながら散策する。
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最初の散策を終え採集したキノコを判じながらの休憩。キノコそのものの分類やまつわる話も聞けて面白い。写真は左からgk、一番の採り手にして二人ともキノコ博士のS澤ご夫妻、右奥が蕎麦打ち名人・総料理長のS根さん。nao隊長はこのとき行方不明だった!?e0183673_5205123.jpg
M&Mは見るからに立派で美味しそうなジコボウとショウゲンジを手にご満悦。富士山はマツタケを筆頭にシメジ類、イグチ類をはじめナラタケなどの広葉樹林に生えるキノコまで本当に種類が豊富なのだ。しかもマツタケなどを自由に採れるということもあって、最近ではキノコ採り関係の書籍まで出版されブームなのだという。確かにnao隊長の言うとおり、金もかからず運動になり、たいした危険もない上に山の恵みをいただけるのだから頷ける。かくいう自分もキノコ採りとなると日ごろの運動不足をついつい忘れ、電池切れになるまで歩き回ってしまう。大丈夫だろうか?遅発性筋肉痛・・・・。
下の写真はヤマドリ茸モドキらしい。例のイタリア料理に欠かせないキノコの王様ポルチーニ茸だ!傘の裏はスポンジ状でガクは下にふっくらと太くなる。そうと判って採ったわけではないのでなんだか申し訳なかった感じがする。
e0183673_5444456.jpgともあれ本日の狙い本命はマツタケだったわけだが、台風の接近にもかかわらず降雨に恵まれなかったようでどの場所もパサッと乾き、素人目にもキノコたちがニョキニョキ生える環境にはなかった。が、大日本中高年キノコ愛好会中核メンバーの面々は先週、先々週とマツタケに沸いたそうな。移動するたびに目を凝らしてマツタケ、マツタケと念じながら探すがついに願いはかなわなかった。
e0183673_6542082.jpgそれでも全員の収穫を集めると今夜の宴会には十分すぎる量だ。道具を撤収してS澤夫妻の川根の家に向かい、今日の収穫を味わう。



川根到着は夕方になった。みんなでキノコの料理前の始末を終え、後の準備をしているからと言ってくれたnao隊長とM&Mを残して白沢温泉もりのいずみに行く。川根の楽しみの一つだ。さっぱりして戻り宴会準備。といっても総料理長S根、隊長nao、キノコ博士のS澤ご夫妻とかいがいしく立ち働くM&Mの合間には入れず、時々何かの皮をむいたり大根をおろしたりさせて頂くばかりだ。
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写真は左からS根総料理長、イケてるソティー調理中のS澤夫妻。みんなキノコ料理にも精通していてそれぞれのキノコの持ち味を活かしたご馳走に仕上げてしまう。素晴らしい!
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     <面(おもて)三人左からM&M、nao隊長、S根さん。背中二人S澤さんご夫妻。>
食卓も整い料理が並ぶ。キノコがメインなので品数は少ないがキノコ汁以外はどれも初めてのご馳走だ。e0183673_7264794.jpg特に気に入ってしまったショウゲンジとジコボウの醤油炊き山椒風味。テリの利いたコクのある醤油汁にキノコの歯ざわりが引き立ち山椒の風味がたまらない。飯にも酒にも合い最高だ。先ほどのソティーといいこれといい店では買えない素材と料理で、そのこと自体が更に一味旨みを押し上げている。
e0183673_3473770.jpgあっという間にビールからワイン、ワインから日本酒に手を伸ばすとS澤さんがそれならコレとホイルの上でクロカワを料理してくれた。ほろ苦さより少し苦いこのキノコは日本酒の最高の友だという。確かに凛として甘く涼やかな日本酒を舌で転がしこいつを口にすると、ほろ苦さとキノコ独特の香りが広がり歯ざわりが心地よい。

e0183673_1038149.jpgこのクロカワの姿がこの写真。高級品だそうだが山の中で足元にあっても気づかずに蹴飛ばしてしまいそうな色と姿ではないか。やがてコトコトとキノコ汁も出来上がり舌鼓を打ち終わる頃にはS根さん、一旦お休みから復活のS澤夫人と私の三人がテーブルに残った。あれこれと何くれない話に興じていると、最後にS澤さん持参の手打ち蕎麦を振舞ってくれた。もう何度かご馳走になった蕎麦だが、いつ食べてもとても美味しい。
e0183673_1057078.jpg翌朝起きると目がボテッと重い。少々御酒を過ごしたらしい。外に出てみると日本晴れだ。いつ来ても川根はいいなぁと思う。朝食には旨そうなオムレツ。赤樅茸(アカモミタケ)入りだ。採ったのもオムレツにしたのもnao隊長。何か入りのオムレツは川根に来たときの朝の定番だ。静岡名物黒はんぺんにオムレツ、裏庭で採れた茗荷、充分味の染み込んだキノコ汁。そして手打ち蕎麦と賑やかな食卓を楽しんで無事東京に戻ってきた。奥利根の野趣あふれるキノコ狩りも捨てがたいが、今回の富士山も新鮮で面白かった。S根さん、naoさん、S澤ご夫妻にM&M、ありがとうございました!次回の自然薯掘り楽しみにしています。
        (S根さん、S澤さんから一部写真提供を頂きました。ありがとうございました。)
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by 50SanKai-club | 2009-09-23 05:55 | 山遊び  

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