2012.10~11 その後のY26ⅡS

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9月初め、やっと船を出せるようになって勇んでエンジンをかけたらスターターが焼き切れてしまったというお粗末。これが第一の災難。原因はと言うとデッキのエンジンコントロールパネルにあった。推測するに、載せ替えた2YMのイグニッションキーの大きさに合わせて、コントロールパネルのアクリル製のふたが閉まるように穴をあけたのだが、この穴の位置がほんの少しずれていたのだ。もともとは1GMが標準装備。それに合わせたコントロールパネルとふたなので、1GMのキーであればそのまま閉まるのだが、2YMのデカイキーだと閉まらない。そこで閉められるようにアクリル製のふたにキーの頭が回るだけの大きさの穴が開けられた。ところがこいつが微妙にキーの頭と接触する。イグニッションを回しエンジンがスタートして手を離すと、バネの力でキーが戻りスタータースウィッチが切れるのだが、穴の位置がずれているため引っかかって戻らない。まことにつまらない原因だったのだ。
その後9月中旬から10月初旬にかけては退職と再就職先での新たなスタートで忙しくしていた。船には行ってはいたのだが、週末ごとの天候の悪さや所用で行けない日もあったかもしれない、とにかくあまり出せないまま日が経っていった。

第二の災難は9月下旬に関東を通過した台風18号。横浜あたりでも35mくらい吹いたそうである。気になていたのはファーラーの方だったが、次の週末に行ってみるとメインの方が少し引っ張り出されていた。これが思いのほか重症で、リーチの中間部が解れてしまっていた。確かストックのメインセイルがあったはず、と「予備メイン」を出してみると、さほど使用感のないもので、唯一ボルトロープ式という点をスライダーに変更すればイケそうである。早速セイル屋に連絡して予備メインのスライダー加工と台風の餌食になった方の修理の可能性を診てもらう事にした。結果、修理不能とのこと。残念!e0183673_4361475.jpg
スライダーに変更済みの「予備メイン」を上げてみる。これがひどいもので、ラフとフットは合っているのだからY26用なのだろうが、とにかくセイルのど真ん中に大きな縦ジワが走り風を受けるとリーチが折れて開いてしまう。見ていた友人曰く、「これジブかい?」なのである。あまり使用感がないので伸びたにしては合点がゆかないが、そう考えるべきなのだろうか?とにかく微風はもちろん中風でも上りそうにもない始末なのだ。仕方なくリカットを頼むことにする。今度は前田セイルだ。ここは何かと縁があって、最初のGiveSeaのジェネカー、次のBlueWaterのメイン&ジブをお願いしたところで、naoさんも紹介してくれたセイル屋さんだ。いろいろ聞いたところ、他社よりズンと安いので調子に乗ってドジャーもお願いすることにした。楽しみだ!
ライト類をLEDに取り換えた。自分より少し前にY26ⅡEXに乗り換えたG籐船長がライト類を全部LEDに換えたというので見せていただいた。従来の電球だとワット数を見ればおおよその明るさが分るが、LEDの照度表記に馴染みがないため実際に見てみたいと思っていたし、用途によって白色と電球色を使い分けたいと思っていたからだ。
e0183673_4235928.jpgG籐船長はいつもながらセンス良くこぎれいに手をいれていらっしゃるので、そういう点でもとても参考になる。キャビンライトは電球色で、標準装備のハロゲンよりはほんの少し暗いが十分かつ華やかさも損なわれていない。ギャレー、トイレ、クウォーターバースは白色で、これも十分な照度。両舷、マスト、船尾灯もイケている。購入先を伺うと、その都度親切に教えてくださったので大変助かった。特に両舷、マスト、船尾用のものは当初似て非なるものを購入してしまい、バッテリースイッチを入れた途端にライトスイッチと関係なく点灯。一時は船の配線トラブルかと心配したが、他の船でも同様の現象が起きたので、LED自体の問題だと判明するという一幕もあり、G籐船長のアドバイスがなかったらとてもスムーズにはいかなかっただろうと思う。
帆走がダメなら機走ででもと思うシーズンがやって来ていた。去年はちょうど今頃、船を出すたびにイナダなどがかかっていた時期なのだ。ところが残暑が長引いたせいか、海洋生物の容赦ない猛攻を受け、一旦はT田船長が掃除してくれた船底が再び占拠されてしまった。自分でも潜ったがとても歯が立つものではない。おまけに実際潜ってみると、シャフトドライブのほうがプロペラ位置が浅くて近い。セイルドライブ+フォールディングペラは断然海洋生物に有利なのだ。毎週潜ってというのも面倒なのであっさりと諦めて、11月早々に上架することにした。
11月9日、上架の日がやって来た。海洋生物の付着で、ペラを回すと船幅を大きくはみ出して後方全体の水面が揺らぐといった具合で、推力と操舵性に不安があったので、前夜23時過ぎにマリーナに入った。早朝無風のうちに、S飼船長にも手伝っていただいて船をポンツーン外に係留し、上架時刻に合わせてもやいを解いた。
上げて見るとセイルドライブ、プロペラ、ラダーとキールの先の錘?の辺りに集中的に付着している。前回はいつだったのか、知る由もないが船底塗装は限界を過ぎていたらしい。
それにしても前の船より1フィート長くなっただけだがデカイ!それにキールが深いのか地上から船底までの高さがある。
e0183673_432045.jpg昼近くにS飼船長がビジターバースに船を付け、マクドナルドをご馳走してくれた。腹も満ちてゆっくりしたいところだが、気を取り直して作業復帰だ。
NJYで買い込んでおいたペラのジンクが全く違うもので、実際はヤンマー製のセイルドライブの方に着けるタイプという難問題もあったが、貝道さんが自分でも交換できるものに変えてくれて無事クリアー。
夕方5時近く。1回目の塗装を仕上げ本日は終了とする。今夜は隣のT田船長艇を借りて休むことになっている。またまたS飼船長艇で夕食をご馳走になりT田艇へ。朝4時頃、仕事を終えてまっすぐ来たというT田船長に起こされた。しばらく話した後、T田船長は眠りこんだ。
二日目の朝が来た。昨日見た海洋生物の集中攻撃を受けた部分に重点的に塗装を重ね、ペラもペラクリンをたっぷりと重ねた。一日目に頑張ったお陰で、予定を変更して午後2時半に下架。昼前にはT田船長も顔を出してくれ余裕しゃくしゃくで船底作業を終えた。風が出て自分のバースに着けづらかったので先端にもやう。ヨブンイレブンで夕食を買い込んでS飼船長艇にお邪魔する。この二日間、S飼船長、T田船長には本当にお世話になった。
東京から来て二日間詰めた作業をしようと思うとこういう支援がありがたい。
後は前田セイルさんに頼んでいるメインのリカットとドジャーが出来上がってくれば一応整う格好だ。もうすぐテレマークの季節だが、この冬はマリーナにも足が向きそうだ。

*画像追加あり
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by 50SanKai-club | 2012-11-24 04:34 | 海遊び  

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