2014.09.05 第2回六根清浄・高尾山

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8月は暑すぎたのと下旬からの体調不良で静かに過ごした。まだまだ残暑の気配濃厚だが軽く足慣らしのつもりで高尾山に出かけた。
7月3日の初高尾の時は早朝過ぎた感があったので時間を遅らせて自宅を出たが、今度は思いのほか出勤、通学客が多く驚かされた。
今日は前回の舗装された1号路ではなく、2号路~3号路の山道を通って山頂に向かう。
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登山口駅からケーブルカー乗り場を過ぎ「2号路」を探すが、道はどんどん登り東京高尾病院まで上がってきた。ここでよいのだろうかと、今風に言えばキョドってしまったが、病院裏手にそれらしき小道を見つけて進む。e0183673_5505771.jpg結構な登りで、息を弾ませながら九十九のシングルトラックを行くと、前に相当なベテランと思しきご婦人が二人。しばらく距離を保って後を行く。お二人は余裕しゃくしゃく。途切れることのない世間話をしながら息も乱さず登って行く。常々思うのだが、実は絶え間ないおしゃべりこそが女性たちのスタミナ源ではないかと思う。e0183673_62404.jpgきっとおしゃべりによって脳内快楽物質が放出され、アドレナリンがドバっと出て高揚感と陶酔のうちに肉体疲労を克服してしまうのではないだろうか?とにかくよくしゃべる。若年であれば流行の話、化粧の裏ワザ、友人の彼氏の評価まで。中年ならば旦那の品評、子育ての苦労に姑の悪口、スーパーの値段比べと情報交換。老年では若い時の苦労話からあの世における各種注文までとあらゆることについてディスカッションと共感の渦を絶やさない・・・。
などと馬鹿げた妄想をしながら、やっと浄心門のある3号路との出合いに到着する。e0183673_618364.jpgところが、前回来てすっかり気に入ってしまった3号路は「スズメバチの巣駆除」のため通行禁止になっていた。
仕方なく参道に上がり、そのまま進んで薬王院境内15箇所をめぐり山頂に至る。開けた眺望をしばらく楽しむ。十分に水分を補給し、朝めしのサンドウィッチを頬張る。朝の車中で食べるつもりだったが、緊張感あふれる通勤通学客の多さに気圧され、結局朝抜きで山頂までやってきたのだ。
さすがに年間登山者数260万人を誇る高尾山。人数も多いが、サンダル履きの観光客からトレッキングスタイル、白装束での信仰登山の人たちとバラエティーに富んだ人々が訪れている。因みに、世界で年間700万人が登山を楽しむそうだが、そのうちの260万人、実に4割近くの登山者の訪れる山なのである。
e0183673_7331714.jpgということはエベレスト(過去16年で7929人平均約500人/年)や富士山(H24年318,565人)よりも多いということだ!(驚)
はてさて、帰路はと思案していると、頂上広場のすぐ下に自然研究路の標識があるではないか。スマホの山と高原地図を見ながら確かめると、3号路と6号路の出合いに当たる地点のようだ。広場から少し下ると間違いないことが確認できた。ただし、5号路とも出合っていて、広場からそのまままっすぐ尾根に入ると稲荷山コースに行くのかもしれない。忠実に標識をたどり下りを選択する。6号路は沢沿いのトラックで、ちょっとわくわくした。ちょうど登りのピークの時間帯なのだろうか、次々と登山者が続く。狭い登山道を譲ったり譲られたりしながら沢に沿って下る。気持のよいルートだ。e0183673_734597.jpg途中、巨大なドバミミズや倒木に密集したりニョッキリと土から生えたキノコなんかもあり、とても東京近郊の、しかも260万人が押し寄せる山とは思えない自然の豊かさだ。途中、起きな声を合わせて登って来る一団と出遭う。修験道の若い行者の列だ。一人が何か唱えると皆で声を合わせて六根清浄と応ずる。信仰の山なのだ。その後も沢沿いの、心なしか少し涼しい道をたどって、やがて琵琶滝を過ぎて舗装路ににでる。川を挟んで朝の出発点、東京高尾病院のところで6号路終了だ。ケーブルカー駅の広場で一休みして家路に着いた。半日で満喫できる高尾山。とても気に入っている。
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by 50SanKai-club | 2014-09-25 05:24 | 山遊び  

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