2012年 04月 12日 ( 1 )

 

2012.04.07 すってんころりん

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もう桜が咲くか?という時期にスキーに出かけてみた。現地に近づくと、なんと雪だ!雪が降っている。車から外に出るのが億劫になるくらい寒い。途中のコンビニで仕入れたオニギリで腹ごしらえして、えい!やー!と表に出る。さむっ!
今日はクロカン仕様の練習だ。板も軽いが靴はもっと頼りない。普通にテレマークすれば簡単な滑りもクロカン仕様ではそうはいかない。
支度しているとそばにテレマークスキーが立てかけてあるのに気づく。持ち主が現れ挨拶を交わす。40~50代のムスターシュの似合う御仁だ。群馬からだという。奥様も一緒だとおっしゃる。ひょっとしてX‐○○の・・・・と思ったが聞かずじまいだった。
明日が最終日というスキー場は活況を呈し始めていた。シニア1枚というとハイ、1000円です!や、安い!アルペンのポール練習が陣取っているゲレンデに上がる。正面は割と斜度のあるバーンで、その肩を回り込むようにもう1本コースが伸びている。足馴しにはこっちの方がいいかと思って向かうがコブコブ斜面。これじゃちっとも足馴しにならんなぁと引き返して再びゲレンデトップ。こんな時はクロカン・ウロコ板は便利で、普通に歩けば結構登る。
ポール練習を横切って滑るのもなんだし、脇はコブだったしと思案顔でいると先程の方が来て、こっちにいいとこありますよと教えてくださった。後についてゆくのだが、なにしろヘニャヘニャ靴なので、板においていかれたりつまんない凹凸につまずいたりですこぶる格好悪い。やっぱりフツーのテレ仕様でくればよかったか・・・などとつまらぬ見栄と後悔がよぎる。

ゲレンデトップから更に100mほど奥に行って森に入る。結構木々が立て込んではいるが静かで気持ちがいい。「やっぱりこっちの方が面白いですよね」とひとり言のように言いながら、案内してくれたムスターシュ氏は華麗に滑ってゆく。おっしゃるとおり!ゲレンデよりこっちの方がよっぽど楽しい。先に立って時々待っていてくれたムスターシュ氏も、コケてばっかりの私を待ちきれなくなったか、一度大きく手を振ってどこかへ戻っていった。日当たりの良い森の中はガサゴソとクラストした上に未明からの新雪が数センチ積もった状態。立ち止まるとググッと沈む。一旦解けて固まったデコボコに軽いクロカン板はエッジを引っ掛け、はじかれそのたびにヘニャヘニャ靴は私を支え切れずコケている感じだ。そんなこんなで、なんとかゲレンデに戻った時には普通のテレに変えよう!そうしたらもっと楽しめそうだ!などと再び邪悪な考えが頭をもたげたりもしたが、いやいや今日は己も板も靴も空しゅーしてクロカンにいそしもうとて再び上に向かう。場数、場数と念じながら繰り返すうちになんとか少し恰好がついてきたような・・・?それにしても上から下までコケない滑りになってくるまで一体何回トライしたのだろうか?久々に時間も忘れてずいぶん夢中で滑っていたようだ。

4月の声も聞き、これからは遠出をしないとスキーもままならなくなる。さしあたって今日は最後の日帰りのお手軽スキーということになるが、朝の挨拶がきっかけでかのムスターシュ氏に望外の発見と楽しみを教えていただけた。
おヒゲのテレマーカー様、本当にありがとうございました。
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by 50SanKai-club | 2012-04-12 05:30 | 山遊び